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アンが連覇で4勝目、獲得賞金1億円超え! 引退表明の古閑は24位タイ

2011/10/09 18:43
アンが連覇で4勝目、獲得賞金1億円超え! 引退表明の古閑は24位タイ

 

 国内女子ツアー、SANKYOレディースオープン(群馬県、吉井カントリークラブ)は9日、最終ラウンドの競技を終了。首位タイでスタートしたディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ(韓)が、2アンダー70で回り、通算9アンダーで大会連覇を果たした。また、今季限りでの引退を表明している古閑美保は通算1アンダーの24位タイでフィニッシュした。

 賞金ランキング1位のアンは、前半最初の6ホールでパーをセーブすると、7番でこの日初めてのバーディ。その後、9番、12番でボギーを叩くも、上がり6ホールで2連続を含む3つのバーディを奪って後続を振り切った。今季4勝目を挙げて優勝賞金1,800万円を獲得したアンは、年間獲得賞金が1億円を超え、同ランク2位の横峯さくらに3,000万円以上の差をつけて2年連続の賞金女王に向けて独走態勢に入っている。

 一方、26位タイからスタートした古閑は前半、1バーディ、3ボギーとふるわず。しかし、後半に入ると、11番から4連続バーディを奪って見せ場を作った。その後16番でボギーを叩いた古閑は、5バーディ、4ボギーの1アンダー71でホールアウト。通算1アンダーとし、先週メジャー初優勝を挙げた馬場ゆかりらと共に24位タイで3日間の競技を終えた。

 その他、首位と2打差の2位タイには、6バーディ、1ボギーの5アンダー67の内容でアンと優勝争いを繰り広げた大山志保、イ・ジウ(韓)、全美貞(韓)の3人が入った。前日にトップタイに立った大城さつきは、首位と3打差の通算6アンダーでシン・ヒョンジュ(韓)と並ぶ5位タイと、惜しくもツアー初勝利を逃している。

 なお、今季2勝目を狙った横峯は、6バーディ、3ボギーの3アンダー69で回り、通算3アンダーとして賞金ランク4位の有村智恵らとともに11位タイで終戦。賞金女王争いでアンに差を広げられる悔しい結果となった。

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