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プロ転向から7戦で来季シード権が見えてきたB.コーリー

2011/10/12 12:20
プロ転向から7戦で来季シード権が見えてきたB.コーリー

 

 米男子ツアー、フォールシリーズ第2戦、フライズ・ドットコム・オープン(カリフォルニア州、コードベールGC)で優勝争いを繰り広げたバド・コーリー(米)に注目が集まっている。

 プレーオフに2打及ばず、単独3位に終わったが、34万ドル(約2,600万円)を獲得。プロ転向後、わずか7試合で67万1,150ドル(約5,150万円)を稼ぎ、賞金ランキング124位に滑り込んだ。

 残る試合は今週のマクグラドレー・クラシック(現地時間10月13〜16日/ジョージア州、シー・アイランドGCシーサイドC)を含めて2つ。最終的に賞金ランク125位以内に残れれば、来季の出場権を獲得できる。これまで、QTを経ずにツアーカードを獲得した選手はライアン・ムーア(米)、タイガー・ウッズ(米)、ジャスティン・レナード(米)、フィル・ミケルソン(米)、ゲイリー・ホールバーグ(米)とわずかに5人。

 そして6人目となる可能性の高いコーリーだが、実は約4か月前にプロに転向したばかり。元海軍の潜水士である父ビル氏の影響で5歳でゴルフを始め、成長してからはアラバマ大学に進学した。NCAA選手権に出場したが、全米オープン最終予選を突破すると、大学を3年で中退。今季、コングレッショナルCC(メリーランド州)で行われた全米オープンでプロデビューを果たした。

 その結果は63位タイ。しかしそれ以降は好調なプレーを続け、7試合目のフライズ・ドットコム・オープンではついに優勝争いに加り、来季のシード権に手が届くところまでこぎつけた。残り2試合、好調を維持しているコーリーの結果に注目したい。(STATS-AP)

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