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尾崎、来季シードをかけた最後の戦いに挑む 米シニア

2011/10/14 12:44
尾崎、来季シードをかけた最後の戦いに挑む 米シニア

 

 尾崎直道が来季シード権(出場権)を得るための最後のチャンスにかける。

 現地時間14日に開幕する米チャンピオンズツアー、フルフィールド最終戦となるAT&T選手権(テキサス州、TPCサンアントニオ)。今大会終了後に賞金ランキング30位に入ることができなければ3週後の最終戦、チャールズ・シュワブカップ選手権(11月3〜6日/カリフォルニア州、ハーディングパークGC)に出場できないばかりか、来季の出場権も手にすることができないとあって、ボーダーライン上の選手たちは背水の陣を敷いている。

 現在、尾崎は賞金ランキング34位。先週のインスぺリティ選手権最終日が悪天候で中止となり、巻き返せなかったことから1つ順位を落としている。このままでは今大会が最終戦になってしまうとあって、本当の正念場を迎えることになる。

 もちろん、トッププレーヤーたちも勢揃いする。マーク・カルカベッキア(米)に421ポイント差で、チャールズ・シュワブカップポイントランキング首位に立っているトム・レーマン(米)を中心にタイトル争いが繰り広げられる。

 残り2試合でレーマンを逆転できる可能性があるのはわずかに8人。筆頭はもちろんカルカベッキアだが、2007〜08年に今大会連覇を果たしており、最終戦は3連覇がかかるジョン・クック(米)も怖い存在だ。

 その他、ザ・プレジデンツカップ(現地時間11月17〜20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)米国チーム主将のフレッド・カプルス(米)、同副主将のジェイ・ハース(米)、先週シニア初優勝を飾ったブラッド・ファクソン(米)らも集結。最終戦チャールズ・シュワブカップ選手権の前哨戦として、熱い戦いが繰り広げられる。

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