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S.ルイス大会記録で首位タイ浮上! 藍16位タイ

2011/10/15 11:28
S.ルイス大会記録で首位タイ浮上! 藍16位タイ

 

 アジア勢が席巻する米女子ツアーでアメリカ勢の逆襲が始まった。

 同ツアー、アジアシリーズ第2戦サイム・ダービーLPGAマレーシア(マレーシア、クアラルンプールG&CC)は現地時間14日、悪天候による2時間半以上の中断を挟んだものの第2ラウンドの競技をすべて終了。バックナインで6バーディの猛攻を見せ、トーナメントレコードタイの6アンダー65をマークしたステイシー・ルイス(米)が通算9アンダーとし、2日間安定したゴルフを続けるブリタニー・ラング(米)とともに首位の座を分け合った。

 1打差の3位タイに前日のトーナメントリーダーで今季初Vを狙う昨季の賞金女王ナ・エン・チョイ(韓)とオランダ出身の伏兵デウィ・クレア・シュリーフェルが続き、通算7アンダー単独5位にアザハラ・ムニョス(スペイン)。2週連続優勝を狙うヤニ・ツェン(台)も4つスコアを伸ばし、ミッシェル・ウィー(米)らと並び6位タイに浮上している。

 後半6バーディの猛チャージでリーダーボードを駆け上がったルイスは「9番のセカンドショットを池に入れ、ダブルボギーを叩いたことで目が覚めた」のだとか。「そこまでもショットは良かったのですがパットが入らず、フラストレーションが溜まるゴルフでした。そして、9番でダボを叩いたことで“こんなことをしている場合じゃない”と奮起しました。(後半)4連続バーディのあとで中断があったので集中力を保つのが難しかったけれど、先週悪かった分、今週良いプレーが出来て嬉しいです」と試合を振り返った。

 一方、悲願のツアー初Vを狙うラングも12番、13番で2連続バーディを奪ったところで降雨による中断に見舞われ「良い流れが中断されてしまった」と残念そう。それでも首位タイというポジションには満足げで「結果にこだわり過ぎず(優勝争いを)楽しみたい」と前を向いた。

 日本勢は初日32位タイと出遅れた宮里藍が4バーディ、1ボギーの3アンダー68にスコアをまとめ、通算2アンダーで首位の2人に7打差ながら16位タイに浮上。この分だと尻上がりに調子を上げてくれそうだ。

 しかし初日26位タイとまずまずのスタートを切った上田桃子は最終ホールをボギーとして1オーバー72。通算1オーバーの36位タイに後退し、宮里美香も通算2オーバー41位タイに低迷している。

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