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W.シンプソン、3位タイ後退も優勝戦線とどまる T.イメルマンが復活の狼煙『62』

2011/10/16 11:28
W.シンプソン、3位タイ後退も優勝戦線とどまる T.イメルマンが復活の狼煙『62』
フォールシリーズ第3戦3日目。逆転での賞金王を目指す賞金ランク2位のW.シンプソン。この日は1アンダー69にとどまったが、首位と2打差の3位タイと優勝射程圏内につけている。(写真提供:AP/アフロ)

 

 逆転賞金王を目指すウェブ・シンプソン(米)が優勝を狙える位置をキープする中、2008年のマスターズチャンピオン、トレバー・イメルマン(南ア)がコースレコードタイの『62』と爆発し、優勝戦線に浮上した。

 米男子ツアーのフォールシリーズ第3戦マクグラドレー・クラシック(ジョージア州、シー・アイランドGCシーサイドC)は現地時間15日、第3ラウンドの競技を終了。この日2位タイからスタートしたマイケル・トンプソン(米)が、通算13アンダーまで伸ばし単独トップに浮上。1打差の2位に前日のトーナメントリーダー、ビリー・ホースヘル(米)が続き、上がり5ホールで1イーグル、4バーディを奪い8アンダー62と爆発したイメルマンが、通算11アンダーでシンプソンと並び3位タイにジャンプアップした。

 賞金ランク2位につけ、同ランク1位のルーク・ドナルド(英)を6万8,971ドル(約530万円)差で追いかけるシンプソン。初日から好調を維持しているものの、この日は18ホール中17ホールでパーオンに成功しながら35パットを費やし、「ラインの読みが難しかった」と1アンダー69にとどまった。しかし首位と2打差は十分逆転可能な位置。「優勝戦線にとどまることが今日のテーマだったので満足」というシンプソンが、最終日に賞金王をたぐり寄せるべくシーズン3勝目を目指す。

 一方のイメルマンは、故障に悩まされ低迷していたここ数年の鬱憤を晴らすような快調なゴルフ。シンプソンとは対照的に10メートル以上のロングパットを2度も沈め、序盤と終盤にバーディを固め打ちして27位タイから3位タイに急浮上すると、「最近になってようやく体調が戻り、思うような練習ができるようになった。ゴルフが楽しい」と笑顔。今季初のトップ10入りを目指し、マスターズチャンピオンが復活を誓った。

 尚、今田竜二は予選で姿を消している。

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