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R.カブレラ-ベロ、ド派手なゴルフで混戦抜け出し単独首位!

2011/10/16 12:42
R.カブレラ-ベロ、ド派手なゴルフで混戦抜け出し単独首位!

 

 日替わりでヒーローが入れ替わる混戦模様の中、ムービングデーにド派手なゴルフを披露したラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)が単独トップに躍り出た。

 欧州ツアーのポルトガル・マスターズは現地時間15日、ポルトガルのオセアニコ・ビクトリアGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日8位タイからスタートしたカブレラ-ベロが2イーグル、5バーディ(1ボギー)の8アンダー64の爆発的スコアをマークし、通算18アンダーで1ストロークの僅差ながら単独首位に浮上した。

 通算17アンダー2位タイに、クリスチャン・ニルソン(スウェーデン)とフェリペ・アギュラー(チリ)が続き、通算16アンダー4位タイに今季すでに3勝を挙げているトーマス・ビヨーン(デンマーク)と、ピーター・ハンソン(スウェーデン)がつけている。またプロデビュー3戦目の20歳トム・ルイス(英)が、通算14アンダーで初日のトップのジェームス・キングストン(南ア)、2日目のトーナメントリーダーのサイモン・カーン(英)らと並び、8位タイと逆転可能な好位置をキープした。

 2イーグルを奪ってトップに立ったカブレラ-ベロは「今日はミスがなかった。アイアンの調子がすごく良いので、バーディチャンスをたくさん演出することができた。そのうちいくつかパットを決められたし、明日も今日と同じゴルフがしたい」と2年ぶりのツアー2勝目に向け必勝を誓う。現在世界ランク171位の27歳は最終日、なりふり構わず現在のポジションを死守するつもりだ。

 とはいえ5打差に12人がひしめく混戦。5アンダー67をマークしたパドレイ・ハリントン(アイルランド/通算11アンダー)が、前日の43位タイから18位タイに浮上したように、このコースで噛み合ったゴルフをすればビッグスコアが期待できる。ひょっとすると最終日は予想もつかない大逆転劇が待っているかもしれない。

 尚、今大会出場者中もっとも世界ランク上位の6位につけるマーティン・カイマー(独)は通算11アンダーでハリントンと同じ18位タイにとどまっている。

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