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3連覇狙う池田77位タイ出遅れ… 単独首位は宮本、石川は10位タイ

2011/10/20 18:00
3連覇狙う池田77位タイ出遅れ… 単独首位は宮本、石川は10位タイ

 

 国内男子ツアー、ブリヂストンオープンゴルフトーナメントが20日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に開幕。今大会のホストプロを務め、3連覇を狙う池田勇太が、3オーバー74の乱調で77位タイと大きく出遅れる中、同組で回った選手会長の宮本勝昌が8アンダー63をマークし、後続に4打差をつけて単独トップに立った。今季初優勝を目指す石川遼は、2アンダー69でラウンドして10位タイと好発進を切っている。

 地元・千葉で今季2勝目を挙げて同大会3連覇を達成したい池田だったが、初日は苦しいゴルフとなった。インスタートのこの日、立ち上がりの11番、12番で連続バーディを奪って好スタートを切ると、14番でダブルボギーを叩くも15番、18番でバーディを奪い返して2アンダーで折り返す。ところが、後半に入ると一転、一気にスコアを崩す。2番をダブルボギーとした後、3番、4番で連続ボギー。終盤の8番でもボギーを叩いて、後半だけで5つスコアを落として3オーバー74でホールアウト。小林正則らと並んで77位タイと厳しい滑り出しとなった。

 一方で、この日単独首位に躍り出たのは、池田と同組で回った宮本だ。出だし10番でバーディを奪うと、13番、15番でバーディ、16番ではイーグルを奪うなど前半だけで5つスコアを伸ばした。後半に入っても6番、7番で連続バーディを奪うなど3アンダーで回って8アンダー63と好スコアをマーク。後続と4ストローク差をつけてリーダーボードの最上段に立った。

 賞金ランク首位のベ・サンムン(韓)に約5,000万円もの差をつけられながらも、逆転での賞金王を狙う同2位の石川はインからスタートしたこの日、出だしこそダブルボギーを叩いて躓くも、11番、12番の連続バーディで挽回。その後17番でスコアを落として1オーバーで後半を迎えると、6番まではスコアカード通りのゴルフで我慢の展開が続いたが、上がり3ホールで3連続バーディを奪って2アンダー69でフィニッシュ。2日目以降に繋がるゴルフで10位タイとまずまずの位置につけている。

 その他、今大会にスポット参戦している今季米ツアー1勝のブラント・スネデカー(米)が、5バーディ、1ボギーの4アンダー67で回って諸藤将次と共に2位タイにつけ、1打差の4位タイには矢野東、松村道央ら6人が続いている。さらに石川と並ぶ10位タイには、最近好調の久保谷健一、ベテランの片山晋呉、谷口徹、深堀圭一郎ら17人がつけ、混戦模様となっている。

 また、先週国内メジャー初制覇を果たしたベ・サンムンは3バーディ、3ボギーのイーブンパー71でプレーして、注目のアマチュア伊藤誠道らと共に42位タイとやや出遅れている。

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