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L.ドナルド、逆転賞金王へ首位タイ発進! フォールシリーズ最終戦

2011/10/21 12:20
L.ドナルド、逆転賞金王へ首位タイ発進! フォールシリーズ最終戦
W.シンプソン圧倒的有利の中で、奇跡の逆転賞金王を目指しフォールシリーズ最終戦に挑むL.ドナルド(写真)。初日のラウンドを首位タイで終え、好スタートを切っている。(写真提供:AP/アフロ)

 

 ルーク・ドナルド(英)が、逆転での欧米両ツアー同時賞金王取りに向けて首位発進した。

 36万3,029ドル(約2,800万円)差で、米男子ツアー賞金ランキング1位のウェブ・シンプソン(米)を追うドナルドは、これを逆転すべく同ツアーのフォールシリーズ最終戦、チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシック(フロリダ州、マグノリアGC他)に参戦。現地時間20日、マグノリアGC(=MG)とパームGC(=PG)の2コースを舞台に行われた第1ラウンドは、首位から3打差以内に42人がひしめく大混戦の様相を呈したが、パームGCをプレーしたドナルドは、6アンダー66でラウンドして7人の首位グループ内につけた。

 対するシンプソンもパームGCをプレーし、ノーボギーの4アンダー68をマークして15位タイ。ドナルドにはやや遅れたものの、こちらは圧倒的に有利な条件の中での戦いとあって、余裕の表情を見せている。

 1990年以降、最終戦で賞金王が決定したのは1996年にトム・レーマン(米)が、ザ・ツアー選手権を制してフィル・ミケルソン(米)を逆転した1度だけだ。ドナルドは欧米両ツアー同時賞金王という前人未到の偉業もかかっているが、ひたすら前に進むしかない。

 ドナルドと共に首位タイに立ったは、ジェームス・ドリスコル(米/PG)、アージュン・アトワル(インド/PG)、ネイザン・グリーン(豪/PG)、ゲーリー・ウッドランド(米/PG)、スコット・スターリングス(米/PG)、デレク・ラメリー(米/MG)の6人。1打差の8位タイにはポール・スタンコウスキー(米/PG)ら7人がつけている。

 もちろん、今大会終了後の賞金ランキング125位以内という来季のシード権(出場権)争いも繰り広げられており、こちらからも目が離せない。

 なお、日本勢唯一の出場者である今田竜二は、1アンダー71で63位タイとなっている。

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