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不動らが初日首位タイ アンと横峯の賞金ランクTOP2も好発進

2011/10/21 18:22
不動らが初日首位タイ アンと横峯の賞金ランクTOP2も好発進

 

 国内女子ツアーでメジャー大会以外の公認トーナメントでは随一の賞金総額を誇るマスターズGCレディースが21日、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で開幕。今季3勝目を狙う不動裕理が、4バーディ、1ボギーの3アンダー69で回り、井芹美保子とトップタイに並んだ。1打差の3位タイには、2アンダー70でラウンドした賞金ランキング1位のアン・ソンジュ(韓)と金ナリ(韓)がつけ、アンと同組で回った同ランク2位の横峯さくらは首位と2打差の5位タイで初日の競技を終えた。

 不動は出だしの1番をバーディとするも、続く4ホールをパーセーブした後の6番でボギーを叩いてしまう。しかし、そのままイーブンパーで後半に入ると、3つバーディ(ノーボギー)を奪うなど安定したゴルフを展開し、リーダーボードの最上段を射止めた。また、昨年のLPGAプロテストでトップ合格を果たした井芹も、前半を1バーディ、1ボギーのイーブンパーで折り返すと、後半は最初の2ホールを含む3つのバーディを奪取して3アンダー69をマークし、絶好のスタートを切った。

 今季の獲得賞金が1億円を突破し、賞金女王争いでトップを快走しているアン。この日は1バーディ、1ボギーで前半を折り返すと、後半出だしの10番でボギーを叩くも、その後3つのバーディを奪って2アンダー70でホールアウト。首位と1打差の3位タイと好位置を確保している。

 逆転での賞金女王を狙うディフェンディング・チャンピオンの横峯は、前半の3番でバーディを奪うも4番でボギー。後半も12番をバーディとするも、15番でボギーを叩き波に乗れず。それでも最終18番でなんとかバーディを決めて1アンダー71でフィニッシュし、今季限りでの引退を表明している古閑美保、上原彩子らと共に5位タイにつけた。

 また、昨年の全米女子オープン覇者で、主催者推薦で出場しているポーラ・クリーマー(米)は、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72で回り、賞金ランク3位の李知姫(韓)、馬場ゆかりらと並んで12位タイ。2005年以来の同大会制覇へまずまずの滑り出しとなった。

 なお、今大会は初日を終えてトップから3打差以内に29人がひしめく混戦模様。2日目以降も激戦が予想される。

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