米ツアー賞金王にL.ドナルド　タイガーはトップ125圏外に

　米男子ツアーは現地時間23日に最終ラウンドの競技を終了したフォールシリーズ最終戦、チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシック（フロリダ州、マグノリアGC他）で2011年シーズンの全日程を終了。賞金王及び来季のシード選手が確定した。

　逆転で賞金王に輝いたのはルーク・ドナルド（英）で獲得賞金668万3,214ドル（約5億円）。2位におよそ34万ドル（約2,600万円）差でウェブ・シンプソン（米）が入り、以下3位ニック・ワトニー（米）、4位崔京周（韓）、5位ダスティン・ジョンソン（米）と続き、昨季の賞金王マット・クーチャー（米）が6位に食い込み、フェデックスカップ王者のビル・ハース（米）が7位、フィル・ミケルソン（米）は12位に終わっている。

　フォールシリーズ最終戦で圏外からシード圏内のトップ125に浮上したのは4人。チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシックで単独2位に入ったジャスティン・レナード（米）が144位から91位へ、ビリー・メイフェア（米）が127位から109位へ、カン・スンホン（韓）が141位から120位へ、トム・パーニスJr.（米）が143位から121位へそれぞれ浮上し来季の出場権を獲得した。

　大会前121位にランクインしていたタイガー・ウッズ（米）は最終戦の結果を受け128位に後退。もちろんこれはデビュー以来ワーストの成績である。このほか、スチュアート・アップルビー（豪）が129位、アンヘル・カブレラ（アルゼンチン）も131位で賞金シードを逃している。

　なお、今季は米ツアーで3勝以上を挙げた選手はおらず、ドナルドやシンプソンらのシーズン2勝が最多だった。