女子世界ランキング　復活Vの大山が32位に浮上！　藍は1ランクダウン

　肘の手術後、苦しい日々を乗り越えて復活優勝した大山志保が、米国時間24日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で32位に浮上した。

　2006年の国内女子ツアー賞金女王で、その後米女子ツアーに挑戦していた大山だが、無理がたたって左肘を痛めて約1年間戦線離脱。昨年夏に復帰したが国内ツアーのシード権は守れず、QTから今季の出場権を獲得していた。

　ここのところ優勝争いを続けていたが、先週の同ツアーのマスターズGCレディースでポーラ・クリーマー（米）をプレーオフの末に撃破。3年ぶりのツアー優勝を飾った。これでランキングは49位から17ランクアップ。終盤戦でさらに上位を狙う。

　1位ヤニ・ツェン（台）、2位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、3位クリスティー・カー（米）の上位陣に変動はないが、クリーマーが2ランクアップして7位。このあおりを受けて日本人最高位の宮里藍は、7位から8位へと後退した。

　また、ツェンが地元で圧勝した米女子ツアーLPGA台湾選手権で、今季2度目の2位に入ったエイミー・ヤン（韓）が、6ランクアップして12位となった。

　その他の日本勢は、有村智恵が1ランクダウンして18位、横峯さくらが先週までと同じ19位となっている。