平塚、アジア賞金王へのチャンス！

　平塚哲二が米男子ツアーの強豪たちも出場するCIMBアジア・パシフィック・クラシック・マレーシア（現地時間27〜30日／マレーシア、ザ・マインズリゾート＆GC）で、アジアンツアー賞金王に向けて戦いに臨む。

　フォールシリーズ終了後で賞金ランキングには加算されないものの、アジアへの進出を視野に入れた米ツアーが、アジアンツアーと共催する同大会。それだけに出場選手は48人と少ないが、連覇を狙うベン・クレーン（米）をはじめ、豪華な顔ぶれが揃った。かつての世界ランクNo.1ビジェイ・シン（フィジー）、2007年全米オープン王者アンヘル・カブレラ（アルゼンチン）、欧州ツアー賞金王の経験を持つカール・ペターソン（スウェーデン）、今季米ツアーフェデックスカップポイントランク8位のブラント・スネデカー（米）、カミロ・ビジェガス（コロンビア）らが参戦する。

　それに見合うように優勝賞金も100万ドル（約7,600万円）と高額だ。現在、S.S.P.チョウラシア（インド）をおよそ9,000ドル（約68万円）差で追いかけるアジアンツアー賞金ランキング2位の平塚にとっては、逆転の可能性を秘めた大切な1戦となる。

　アジアンツアーは、今大会と次週のWGC-HSBCチャンピオンズ（現地時間11月3〜6日／中国、シャーシャン・インターナショナルGC）を含めて残り8試合。日本ツアーとかけもちの平塚は、少ないチャンスを生かしてタイトルを手にするためにも、実力者たち相手に何とか勝ちたいところだ。