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首位R.ラムゼイ、単独3位浮上のS.ガルシアとの一騎打ち切望!

2011/10/29 11:16
首位R.ラムゼイ、単独3位浮上のS.ガルシアとの一騎打ち切望!

 

 前週のカスティーヨ・マスターズで3年ぶりに優勝を飾ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)の後塵を拝したものの、3位に食い込んだリッチー・ラムゼイ(スコットランド)が、ガルシアとの一騎打ちを切望している。

 スペインのクラブ・デ・ゴルフ・バルデラマを舞台に開催されている欧州ツアー、アンダルシア・マスターズは現地時間28日、第2ラウンドの競技を終了。初日首位発進のラムゼイがスコアを1つ落としながら通算5アンダーで単独トップの座を守り、2打差の単独2位にグレゴリー・アブレ(仏)、3打差の単独3位にガルシアが浮上。地元スペインのベテラン、ミゲール・A・ヒメネスが通算1アンダー単独4位につける展開となった。

 難コンディションに上位のスコアが伸び悩む中、首位を守ったラムゼイは「ガルシアが上がって来てくれて嬉しい」と自分のことをそっちのけで喜んだ。「地元のスーパースターと優勝争いをする。これって最高の状況じゃないか! 最終日にはぜひ一緒に回って、トロフィを競いたい」と願ってもないシチュエーションに興奮気味だ。

 一方、次週のWGC-HSBCチャンピオンズ(現地時間11月3〜6日/中国、シャーシャン・インターナショナルGC)への出場権を獲得するためには、ここで2週連続優勝するしかないガルシアは、「もう少しアグレッシブにパットを入れに行っても良かったけれど、今日のコンディションは難しかった。もちろん優勝したい気持ちはあるけれど、今はまだ気持ちを先走らせたくない」とマイペースを強調。スペイン勢がまだ勝ったことのないバルデラマでの勝利は悲願だが、「こちらが攻め気になると罠にはまる。じっくり行きたい」と浮かれたところは1つもない。情熱と冷静さを併せ持つガルシアの週末の戦いぶりに注目だ。

 その他の注目選手では、通算今季4勝目を狙うトーマス・ビヨーン(デンマーク)と、ガルシアと同組で回ったジャスティン・ローズ(英)が、通算1オーバーで6位タイの好位置を確保している。

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