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シード復帰を目指すD.チョプラ、トーナメント記録達成

2011/10/29 12:51
シード復帰を目指すD.チョプラ、トーナメント記録達成

 

 米男子ツアー2勝の実績を誇りながらシード落ちし、ネイションワイドツアー(下部ツアー)で奮闘するダニエル・チョプラ(スウェーデン)が復活の狼煙を上げた。

 ネイションワイドツアーは現在、最終戦となるネイションワイドツアー選手権(サウスカロライナ州、ダニエルアイランド ラルストンクリークC)を開催中。現地時間28日に行われた第2ラウンドで、チョプラは出だし6連続バーディを奪って、10アンダー62のトーナメントレコードをマーク。通算10アンダーとして、ジェイソン・コクラック(米)と並んで首位タイに浮上した。

 一昨年までレギュラーツアーで順調にキャリアを積み重ねて来た37歳のチョプラ。だが、ここ数年はスランプに苦しみシード権を失い、今年は格下の選手がしのぎを削る下部ツアーを主戦場に戦う屈辱のシーズンを過ごして来た。しかし、同ツアーで賞金ランキング上位25位以内に入れば、来季のレギュラーツアー再昇格が可能となる。

 現在同ランク24位のチョプラは当確だが、賞金ランクのより上位に入れば来季のビッグトーナメントへの出場のチャンスが広がるとあって、各選手とも真剣そのもの。このまま優勝まで突き進んだ場合、チョプラは同ランク5位に浮上することができる。

「6連続バーディなんて初めて。夢のような滑り出しだった」と会心のゴルフに目を細めたチョプラ。彼の視線の先には、レギュラーツアーでばりばり戦う自らの未来が映っているはずだ。

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