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B.バン・ペルトが首位奪取! 平塚40位タイ足踏み

2011/10/30 10:14
B.バン・ペルトが首位奪取! 平塚40位タイ足踏み

 

 アジアでの初優勝を狙うボ・バン・ペルト(米)が終盤の3連続バーディで単独トップに躍り出た。

 米男子ツアーとアジアンツアー共催のCIMBアジア・パシフィック・クラシック・マレーシア(マレーシア、ザ・マインズリゾート&GC)は現地時間29日、第3ラウンドの競技を行い、前日単独3位につけていたバン・ペルトが4アンダー67をマーク。通算16アンダーまでスコアを伸ばしリーダーボードの最上段に浮上した。前日トップタイのジェフ・オーバートン(米)が1打差の2位に後退し、通算13アンダー3位タイにマーク・ウィルソン(米)とフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)がつける展開。

「残り18ホールで優勝を狙える位置にいられるなんてワクワクするね」と久々の優勝争いに興奮気味のバン・ペルト。出だしの1番、2番で連続ボギーを叩く最悪の滑り出しだったが3番のバーディで持ち直し、勝負どころの15番から3連続バーディを奪って一気にリーダーボードを駆け上がった。

「出る試合はいつでも勝ちたいと思っている。しばらく優勝から遠ざかっているし(2009年以来)、久しぶりに勝利の美酒に酔いたい」と目指すはズバリ“優勝”の二文字。メジャー3勝のビジェイ・シン(フィジー)が5打差の5位タイ、全英オープンチャンピオンのスチュワート・シンク(米)が7打差の11位タイにつけるなど、上位には勝利に飢えた強豪たちが控えているが、果たしてバン・ペルトはこの日の勢いそのまま逃げ切ることが出来るだろうか。

 一方、日本勢唯一出場の平塚哲二は1番でいきなりダブルボギーを叩くなど前半苦戦を強いられたが、9番以降3つのバーディを奪い返し1オーバー72まで盛り返した。しかし通算1オーバーで前日と変わらず40位タイの下位に足踏み。ちなみに平塚は、現在アジアンツアーの賞金ランク2位につけており、シーズンは12月中旬まで続くが逆転賞金王のタイトル奪取に向け残り18ホール、気の抜けない戦いが続く。

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