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タイガー、復活優勝へ8位タイ発進! J.デイリーはまたトラブルで棄権

2011/11/11 14:24
タイガー、復活優勝へ8位タイ発進! J.デイリーはまたトラブルで棄権
オーストラリアン・オープン初日、騒動の渦中にいるタイガーは8位タイ発進。2009年のオーストラリアン・マスターズ以来の復活優勝に向けて好位置につけた。(写真提供:AP/アフロ)

 

 タイガー・ウッズ(米)が9か月ぶりにノーボギーのプレーを披露した。

 豪州のナショナル・オープンでありながら、同国で行われるザ・プレジデンツカップ(現地時間17〜20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)直前とあって、世界のトッププレーヤーたちが集結している豪州ツアーのオーストラリアン・オープン(豪州、ザ・レイクスGC)が10日に開幕。2年ぶりの優勝を目指すタイガーは4アンダー68でプレーして、7アンダー65で首位に立つジャロッド・ライル(豪)に3打差の8位タイにつけ、2月の欧州ツアー、ドバイ・デザート・クラシック以来となるノーボギーという今季最高のプレーを見せた。

「今日はすごくいいプレーができた。家で練習しているようにやれたんだ」と、笑顔を見せたタイガー。課題となっていたティーショットでもミスは少なく、復活優勝の予感を漂わせている。

 タイガーの前の組には、地元で人気のアダム・スコット(豪)がプレー。タイガーの元キャディでタイガーについてのコメントが話題となっているスティーブ・ウィリアムス氏がバッグを担いでいることで注目を集めたが、この日は最高のプレーで地元ファンを沸かせた。

 557ヤードの8番パー5で残り約220ヤードを6番アイアンで打って、ピン手前3メートルに2オンさせると、そのままカップインさせるアルバトロスを奪ったのだ。だが、スコットは他のホールのプレーが今ひとつで、3アンダー69で14位タイ。アルバトロスの分だけアンダーパーという初日となった。

 また、タイガーの2組後ろではメジャー2勝のジョン・デイリー(米)がプレーしていたが、こちらはまたしてもトラブルメーカーの本領を発揮してしまった。10番パー4で1オンを狙ったが、行ってみるとグリーン上にボールはない。デイリーはグリーン手前のバンカーにあるボールで第2打を打ったが、これは練習場のボールが紛れ込んだものだった。

 これにより2打のペナルティが課されると、結局3パットのトリプルボギー。続く11番でもショットを池に入れてしまったデイリーはここでフラストレーションが限界に達したのか、全部で7個のボールを池に叩き込んだ後、同伴競技者のハンター・メイハン(米)とクレイグ・パリー(豪)にスコアカードを手渡すとコースを去っていった。

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