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丸山大輔は一歩後退 J.モリソンが暫定トップ守る 欧州ツアー

2011/11/12 12:39
丸山大輔は一歩後退 J.モリソンが暫定トップ守る 欧州ツアー

 

 雷雨により3時間競技が中断した影響で日没サスペンデッドとなった欧州、アジア両ツアー共催のバークレイズ・シンガポール・オープン第2ラウンド(現地時間11日/シンガポール、セントーサGCザ・タンジョン&セラポン)。初日好発進の丸山大輔がスコアを伸ばせずリーダーボードを後退した。

 前日7アンダー64の猛攻で単独4位と絶好のポジションを確保した丸山大輔だったが、セラポンCを回ったこの日はボギーが先行する苦しいラウンド。なんとか上がり2ホールで連続バーディを奪いイーブンパー71にスコアを戻したものの通算7アンダーで、暫定単独トップのジェームス・モリソン(英/18ホール終了)に5打差の暫定12位タイに順位を下げた。

 暫定ながらトップを守ったモリソンは目下売り出し中の26歳。「初日に回ったタンジョンCより、今日回ったセラポンCの方が難易度が高い。易しいコースから急に難しいコースを回らなければならないのは大変だったけれど、ゴルフの調子そのものも昨日より悪かった。それでもこのポジションを守れたことには満足している」と振り返った。

 1打差の暫定単独2位にエドアルド・モリナリ(伊/10ホール終了)が続き、通算10アンダー暫定3位タイにジュヴィク・パグンサン(フィリピン/18ホール終了)と、ゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン/9ホール終了)の2人がつけている。

 丸山大輔以外の日本勢は、市原弘大が通算3アンダー暫定44位タイと予選通過圏内につけているが、平塚哲二は通算2オーバー暫定135位タイ、丸山茂樹と小山内護は通算3オーバー暫定147位タイ、岩田寛は通算5オーバー暫定161位タイで予選突破は絶望的となっている。

 世界ゴルフ殿堂(ワールド・ゴルフ・ホール・オブ・フェイム)入りが決まったばかりのフィル・ミケルソン(米)は、第2ラウンドの6ホールを残して通算2アンダー暫定70位タイ。現時点での推定カットラインに1打足りない状況だ。

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