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荒天54ホール短縮の欧州ツアーで丸山大輔暫定13位タイ

2011/11/13 11:10
荒天54ホール短縮の欧州ツアーで丸山大輔暫定13位タイ

 

 欧州、アジア両ツアー共催のバークレイズ・シンガポール・オープン(シンガポール、セントーサGCザ・タンジョン&セラポン)は連日の雷雨により決着は54ホールに短縮された。

 現地時間12日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行う予定だったが、再び雷雨の影響で進行が遅れ、連日のサスペンデッドが決定。第3ラウンドをスタート出来たのはわずかに23人だった。初日単独4位の好発進を切りながら、第2ラウンドでスコアを伸ばせず後退した丸山大輔はこの日1ホールも消化出来ずに待機となり、最終日通算7アンダー暫定13位タイから上位へ再浮上を目指すことになった。

 そんな中、暫定ながら単独トップに躍り出たのは第2ラウンドで1イーグル、9バーディ(1ボギー)の10アンダー61と大爆発し通算15アンダーまでスコアを伸ばしたゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)。今季は腰痛に苦しみ一時世界ランク194位まで落ち込んだが(現在同126位)、欧州ツアー通算4勝の貫禄を見せつけ、暫定2位タイのエドアルド・モリナリ(伊)、ジェームス・モリソン(英)に3打差をつけトーナメントをリードした。

「つい半年ほど前は再びゴルフが出来るのかどうかさえわかないほど腰痛が悪化していた。それがこうして優勝争いが出来ているんだから自分で自分を誇りに思う」とフェルナンデス-カスタノ。「試合が54ホールに短縮されたのは残念だけれど、短期決戦は自分に有利かもしれない」と長身のスペイン人は3年ぶりの勝利にぴたりと照準を合わせた。

 その他、通算10アンダー暫定単独4位にジュビック・パグンサン(フィリピン)が続き、通算9アンダー暫定5位タイにダニー・リー(ニュージーランド)、マイケル・ホーイ(北アイルランド)、アンダース・ハンセン(デンマーク)がつけている。

 丸山大輔以外の日本勢はアジアンツアーの常連、市原弘大が通算3アンダー暫定49位タイで決勝ラウンドにコマを進めたが、平塚哲二、丸山茂樹、小山内護、岩田寛の面々は予選で姿を消している。

 尚、最終ラウンドはセラポンCのみを使用する。

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