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欧州ツアー 2日がかりのプレーオフで決着! 丸山大輔は33位タイで終戦

2011/11/14 11:19
欧州ツアー 2日がかりのプレーオフで決着! 丸山大輔は33位タイで終戦

 

 連日の雷雨で54ホールに短縮された欧州、アジア両ツアー共催のバークレイズ・シンガポール・オープン(シンガポール、セントーサGCザ・タンジョン&セラポン)は現地時間13日、最終ラウンドの競技を行ったが、通算14アンダーでゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)とジュビック・パグンサン(フィリピン)の2人が並び、決着はプレーオフにもつれ込んだ。

 ところがプレーオフの最中、再び雷雨に見舞われ前代未聞のプレーオフサスペンデッド。翌14日早朝から続行されたサドンデス2ホール目で、実績に勝るフェルナンデス-カスタノがバーディを奪い、アジアの伏兵を下して3年ぶり欧州ツアー通算5勝目を挙げた。

 プレーオフを戦った2人に1打差の3位タイに、アンソニー・キム(米)と全英オープンチャンピオンのルイス・ウーストハウゼン(南ア)が入り、通算12アンダー5位タイでダニー・リー(ニュージーランド)、エドアルド・モリナリ(伊)らがフィニッシュしている。

 ビッグネームではグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が、最終ラウンドに5アンダー66の好スコアをマークし通算8アンダー13位タイ、アーニー・エルス(南ア)は通算6アンダーの23位タイとなっている。世界ゴルフ殿堂(ワールド・ゴルフ・ホール・オブ・フェイム)入りが決まったばかりのフィル・ミケルソン(米)は通算5アンダー33位タイに終わり、次週のザ・プレジデンツカップ(現地時間17〜20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)にやや不安を残した。

 日本勢は初日4位タイの好発進を切った丸山大輔に注目が集まったが、日を追うごとにボギーがかさみ、最終ラウンドも3バーディ、5ボギーの2オーバー73止まり。通算5アンダーで前日の暫定13位タイから20ランクダウンの33位タイに終わっている。

 もう1人予選を通った市原弘大は、15番でダブルボギーを叩くなどやはり2オーバー73と崩れ、通算1アンダー66位タイにとどまった。なお、丸山茂樹、平塚哲二、小山内護、岩田寛は決勝ラウンド進出を逃している。

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