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国内女子ツアーも大詰め! 有終の美に挑む古閑、シード権争いも白熱!!

2011/11/17 12:13
国内女子ツアーも大詰め! 有終の美に挑む古閑、シード権争いも白熱!!

 

 今季限りでの引退を宣言している古閑美保が最後の戦いに挑む。

 18日開幕の国内女子ツアーフルフィールド最終戦、大王製紙エリエールレディスオープン(香川県、エリエールゴルフクラブ)に出場する古閑だが、ここで勝たなければ次週の最終戦への出場資格がなく、これが最後の戦いとなる。2008年には賞金女王にまで輝いた人気者だが、すでに表明したとおり幕を引くことを決断しているだけに、様々な思いが心の中を駆け巡っている。「(師匠である)清元(登子)先生が作ってくれたプロゴルファー古閑美保を最後まで演じたい」と決意を語っており、ファン必見の大会となっている。

 また、フルフィールド最終戦とあって、賞金ランキング上位50人に与えられる来季シード権(出場権)を巡るサバイバルレースも後がない。ボーダーライン上の選手たちは背水の陣で挑む。

 もちろん賞金女王争いも佳境を迎えており、現在アン・ソンジュ(韓)が2位以下に約3,400万円の差をつけて首位を爆走中。賞金ランク2位の有村智恵、同3位の横峯さくら、同4位の李知姫(韓)の3人が逆転の可能性を残してはいる。だがアンとの差が大きいため、いずれも優勝賞金1,800万円の今大会と2,500万円の最終戦LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(24〜27日/宮崎県、宮崎カントリークラブ)で連勝しなければタイトルは奪えないことになる。

 つまり、3人のうち誰も今大会で優勝できなければ、アンの2年連続タイトル獲得が決まる正念場とあって、追いすがる側は必死の戦いを強いられる。

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