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ザ・プレジデンツカップ タイガー1勝3敗も内容には手応え!?

2011/11/20 09:47
ザ・プレジデンツカップ タイガー1勝3敗も内容には手応え!?

 

 米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)が2年に1度、名誉をかけて激突するザ・プレジデンツカップ(豪州、ロイヤル・メルボルンGC)は現地時間19日、大会3日目を終えて通算13ポイント(勝:1ポイント、分:0.5ポイント、負:0ポイント)まで伸ばした米国チームがインターナショナルチームを4ポイントリードし、大会4連覇に王手をかけた。

 賛否両論渦巻く中、キャプテン推薦で今大会に出場しているタイガー・ウッズ(米)はこの日、終日雨が降り続き気温が下がった午前中のフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)マッチでダスティン・ジョンソン(米)とコンビを組み、アダム・スコット(豪)&崔京周(韓)組を3アンド2で破り今大会初の白星を挙げた。しかし、午後のフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)マッチではY・E・ヤン&金庚泰の韓国ペアに1ダウンの惜敗で今大会3敗目を喫している。

 決まらずにイライラが募ったパッティングを除けば、この日のタイガーのショットには見るべきものがあった。ショーン・フォーリー氏に師事して1年以上が経つが、午後のフォーボールマッチでタイガーは雨にも関わらず硬くて速い難攻不落のグリーン相手に、18ホール中17ホールでパーオンに成功。本人も「こういうショットが練習のときは打てていたけれど、本番でもようやく打てるようになってきた」とスイング改造の成果を強調した。イライラが募ったパッティングに関しては「今日のパットは良かっただろ?」と自嘲気味にジョークを飛ばし苦笑いしたものの、好調なショットにパットさえ噛み合えば、王者復活も夢ではなさそうな内容に手応えを滲ませる。

 最終日のシングルスの対戦相手はアーロン・バデリー(豪)。12マッチ中11番目に登場するタイガーにとってこのマッチは今後を占う大きな意味を持つことになりそうだ。ライダーカップとザ・プレジデンツカップ両方を含めたタイガーのシングルスでの戦績は8勝3敗1分。バデリーとの対戦で通算9勝目を挙げることが出来るか注目だ。

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