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ワールドカップゴルフ アイルランドが2位タイ発進! 単独トップは豪州

2011/11/25 11:08
ワールドカップゴルフ アイルランドが2位タイ発進! 単独トップは豪州

 

 優勝候補筆頭のアイルランドチームが素晴らしいスタートを切った。

 世界28の国と地域を代表する選手たちが母国の名誉をかけて激突するオメガ・ミッションヒルズ・ワールドカップゴルフは現地時間24日、中国・海南島のミッションヒルズGC海口を舞台に開幕。フォーボール形式(2人のうち良い方のスコアを採用)の初日を11アンダー61でプレーした豪州チームが単独首位に立ったが、アイルランドチームがスコットランドチームと並んで2打差の2位タイにつけている。

 グラエム・マクドウェルとローリー・マキロイ(ともに北アイルランド)という、昨年と今年の全米オープン王者のコンビで参戦しているアイルランドチームは、2009年の前回大会でイタリアチームに1打差の惜敗を喫している。その雪辱をかけて挑んだ大会初日に活躍したのは若いマキロイだった。

 この日のマキロイは1イーグル、5バーディという怒濤のプレーぶりで、マクドウェルを引っ張りこれが効いての好発進。2日目はフォーサム形式(1つのボールを2人が交互に打つ)だが、2人はこれまでライダーカップ、欧州ツアーのビベンディ・セベ・トロフィーなどでも一緒にプレーを経験している。お互いのゲームは知り尽くしているだけに、このペースをキープして前回大会のリベンジにかけている。

 首位の豪州チームは日本ツアーでもおなじみのブレンダン・ジョーンズとリチャード・グリーンのコンビでの参戦だ。2008年大会にも一緒に出場した2人だが、この時は3位タイに終わっている。同国は過去に4回優勝を経験しているが最後に勝ったのは1989年。「素晴らしいコンビネーションだった。同じホールでバーディは1つもなかったからね。たくさんバーディは欲しいけど、同じホールじゃないほうがいい。それができたからね」とジョーンズが語り笑顔が弾けた2人。難しいフォーサムをうまく切り抜けられれば、22年ぶりの優勝も夢ではないはずだ。

 池田勇太&平塚哲二のコンビで出場している日本チームは、6アンダー66で韓国や英国など9チームと並ぶ10位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのイタリアチームは、5アンダー67で19位タイと出遅れ気味だ。

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