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ワールドカップゴルフ 10位タイからの優勝を諦めない日本

2011/11/26 10:20
ワールドカップゴルフ 10位タイからの優勝を諦めない日本

 

 世界28の国と地域を代表する選手たちが名誉をかけて激突するオメガ・ミッションヒルズ・ワールドカップゴルフ(中国・海南島、ミッションヒルズGC海口)は現地時間25日、1つのボールを2人が交互にプレーするフォーサム形式による2日目の競技を終了。通算13アンダーでアイルランドチーム(ローリー・マキロイ&グラエム・マクドウェル)と豪州チーム(ブレンダン・ジョーンズ&リチャード・グリーン)が首位に並んだが、5打差に18チームがひしめく混戦模様となった。

 そんな中、池田勇太&平塚哲二を擁する日本チームは強い風が選手たちを悩ませる難しいコンディションの中、4バーディ、2ボギーの2アンダー70でホールアウト。通算8アンダーで初日と変わらず10位タイに踏ん張った。

 見せ場は最終18番。平塚が放ったティーショットを引き継いだ池田が残り230ヤードをユーティリティの3番でピンそばに寄せ、最後は平塚がそのパットをきっちり沈めてバーディ奪取に成功した場面。平塚はラウンド後に「最後をいい形で締めくくれて良かった。まだ上位を狙える位置なので3日目は1つでも多くのバーディを獲って、最終日に優勝争いが出来る位置に行きたい」とコメントし、5打差の逆転に意欲を燃やしていた。

 難しいフォーサム形式でチャンスにパットが決まらないなどフラストレーションの溜まる展開ではあったが「息が合っている」、「お互いカバーし合いながらのプレー」と池田、平塚両選手ともチームワークの良さを強調した。スコアが出しやすい明日のフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)で爆発すれば、2002年に丸山茂樹&伊澤利光がカップを制して以来の優勝も夢ではない。

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