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ワールドカップゴルフ 優勝候補筆頭アイルランドが単独首位で最終日へ!

2011/11/27 10:03
ワールドカップゴルフ 優勝候補筆頭アイルランドが単独首位で最終日へ!

 

 世界ランク2位のローリー・マキロイと全米オープン覇者グラエム・マクドウェルがタッグを組む優勝候補筆頭のアイルランドチームが、後続を2打リードして1997年のパドレイ・ハリントン&ポール・マクギンリー組以来14年ぶり3度目の栄冠に王手をかけた。

 世界28の国と地域を代表する選手たちが母国の名誉をかけて激突するオメガ・ミッションヒルズ・ワールドカップゴルフは現地時間26日、中国・海南島のミッションヒルズGC海口を舞台に、2人のうち良い方のスコアを採用するフォーボール形式による3日目の競技を終了。前日トップタイに浮上したアイルランドチームが8バーディ、ノーボギーの8アンダー64で回り、通算21アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に立った。

 2打差の2位タイに、この日のベストスコアをマークしたドイツチーム(マーティン・カイマー&アレックス・チェイカ)と南アフリカチーム(チャール・シュワーツェル&ルイス・ウーストハウゼン)に加え、昨季の米男子ツアー賞金王であるマット・クーチャーとゲーリー・ウッドランドがペアを組むアメリカチームが名を連ねた。

 前日まで首位を快走していた豪州チーム(ブレンダン・ジョーンズ&リチャード・グリーン)は5アンダー67の平凡なスコアで通算18アンダー。首位のアイルランドチームに3打差の単独5位に後退した。ディフェンディング・チャンピオンのイタリアチーム(エドアルド&フランセスコ・モリナリ)が通算16アンダー7位タイ、池田勇太&平塚哲二の日本チームは通算14アンダーで前日の10位タイから12位タイへ順位を下げている。

「途中6番のグリーンでリーダーボードを見たら、ドイツが猛烈に追いかけて来ているのがわかった。でも今日はフォーボール形式だからどこかのチームがスコアを伸ばして来るというのは想定内。まずは首位を守って、2打のリードを貰えて良かったよ」と言うのは、後輩のマキロイの出番がないほど好調なプレーでチームを引っ張ったマクドウェル。「明日はとにかく良いプレーをする。ただそれだけだ」と逃げ切りVを狙う最終日に向けての抱負を口にした。

 最終日は、2人が1つのボールを交互にプレーするフォーサム形式でのラウンド。爆発的なスコアを出すのは難しいため、アイルランドチームにとって2打のリードは心強い。しかし前日まで好調だった豪州チームがこの日突如調子を落としたように、ゴルフは何が起きるかわからない。現在5打差に8チームがつけているが、そこまでは完全に逆転V圏内。果たして最後に笑うのはどのチームなのだろうか?

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