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米男子ツアーファイナルQT ベ・サンムン苦闘、30位タイ後退

2011/12/02 13:30
米男子ツアーファイナルQT ベ・サンムン苦闘、30位タイ後退

 

 今季日本ツアー賞金王のベ・サンムン(韓)が米男子ツアーの厳しさを思い知らされている。

 米ツアーの来季出場権をかけて172人が激突するQTファイナルは現地時間1日、カリフォルニア州のPGAウエスト・ニクラウス・トーナメントC(NT)とTPCスタジアムC(SC)の2コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイのウィル・クラクストン(米/SC)が、この日も2アンダー70とスコアを伸ばして通算10アンダーで単独トップに躍り出た。

 日本ツアーのクライマックス2試合を欠場し、夢の米ツアー参戦に向けて今大会に挑んでいるベ・サンムンは、ニクラウス・トーナメントコースをプレーしたこの日、2バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの大乱調。4オーバー76を叩いて通算3アンダーまでスコアを落とし、首位に1打差の3位タイから30位タイへと大きく順位を下げた。

 1ストロークが大きく順位を左右する大事な戦いでまさかの大叩き。大会は6日間108ホールの長丁場とあって、何とか巻き返しを狙いたいところだが…。

 クラクストンに1打差の2位タイには、マット・ジョーンズ(豪/SC)、ハリス・イングリッシュ(米/NT)。初日クラクストンと並んで首位タイに立っていたダニエル・サマーヘイズ(米/NT)は、1つスコアを落として通算7アンダー5位タイに後退した。

 全英オープン王者デビッド・デュバル(米)は、ニクラウス・トーナメントコースをプレーして、イーブンパー72のラウンドで通算イーブンパーの81位タイと下位に低迷している。

 なお、6日間を終えて25位までの選手が来季の出場権(ツアーカード)を獲得することができる。

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