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L.ウェストウッド『62』! 後続に7打差つけ連覇に王手

2011/12/04 11:39
L.ウェストウッド『62』! 後続に7打差つけ連覇に王手

 

 世界ランク3位のリー・ウェストウッド(英)が、記憶と記録に残る好プレーで連覇に王手をかけた。

 賞金総額500万ドル(約3億9,000万円)の元祖高額賞金トーナメントとして知られるネッドバンク・ゴルフ・チャレンジ(南ア、ゲイリー・プレイヤーCC)は現地時間3日、第3ラウンドの競技を終了。この日ノーボギーの10アンダー62の猛チャージを見せたウェストウッドが、通算16アンダーまでスコアを伸ばし独走態勢に入った。

 2位に並ぶグラエム・マクドウェル(北アイルランド)とロバート・カールソン(スウェーデン)との差は実に7ストローク。昨季大会で後続に8打差をつけ優勝を飾ったウェストウッドが、今回もまた圧巻のゴルフを見せつけている。

「今日はミスが思い当たらないくらい良いゴルフだった。ショットがすべて思った通りのところに飛んでくれた。こんなに調子が良いのは本当に久し振り」とウェストウッド。4つのパー5ですべてバーディを奪っているが、イーグルトライが惜しいところで外れた場面もあり、もしそれが入っていればスコアはさらに縮まった可能性も。

 ちなみにトーナメントレコードはパドレイ・ハリントン(アイルランド)が2001年にマークした『61』。しかしこのときは荒天のためボールをピックアップし拭くことが許されておりあくまでも参考記録。ウェストウッドがマークした『62』は大会30年の歴史で実質的な最少ストローク記録といって良い。

 ウェストウッド独走の蔭で世界ランク1位のルーク・ドナルド(英)は通算5アンダー単独8位とまったく良いところがない。また、世界ランク4位のマーティン・カイマー(独)も通算8アンダー4位タイとウェストウッドにダブルスコアを許している。

 国内男子ツアーを代表して出場中の金庚泰(韓)は3日連続70で回り通算6アンダー。地元のマスターズチャンピオン、チャール・シュワーツェル(南ア)と並び出場12名中6位タイにつけている。

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