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L.ウェストウッドが11打差独走! 石川ぎりぎり予選突破

2011/12/17 10:45
L.ウェストウッドが11打差独走! 石川ぎりぎり予選突破

 

 リー・ウェストウッド(英)が「生涯最高のゴルフ」で後続に11ストロークの大差をつけ独走態勢に入った。

 アジアンツアー最終戦、タイランドゴルフ選手権第2ラウンド(現地時間16日/タイ、アマタスプリングスCC)は、初日キャリアベストの『60』を叩き出し首位を立ったウェストウッドがこの日も快調なゴルフでノーボギーの8アンダー64をマーク。通算20アンダーまでスコアを伸ばし、2位に並ぶマスターズ王者チャール・シュワーツェル(南ア)とマイケル・トンプソン(米)から11ストロークもの大量リードを奪った。

「もう2位狙いしかない。まるで彼だけ別のコースを回っているみたいだ」とシュワーツェルが白旗を挙げるほどの快進撃。当のウェストウッドは「風の強い難しいコンディションの中で64をマーク出来たんだから、昨日(60)より内容は上。この2日間は我ながら完璧。このまま最後まで突っ走りたい」と笑いが止まらない。

 今月初旬に開催されたネッドバンク・ゴルフ・チャレンジに勝利するなど調子を上げているウェストウッドは、今大会でアジアンツアーの最多ストローク差Vを目指すことになる。ちなみにこれまでの記録は、2005年のBMWアジアン・オープンでアーニー・エルス(南ア)がマークした13打差V。2日目を終えてすでに11打差まで広げているウェストウッドの新記録樹立は大いにありそうだ。

 一方、初日2位の好発進を切ったジョン・デイリー(米)はこの日73とスコアを落とし、通算6アンダー単独4位。日本勢最上位はこの日5アンダー67で回った久保谷健一で通算5アンダー5位タイにつけている。

 マスターズ切符獲得へ上位に食い込みたい石川遼は、5オーバー77と乱れカットラインぎりぎりの通算3オーバー64位タイで予選を通過。その他、丸山大輔が通算3アンダー15位タイ、平塚哲二が通算1アンダー23位タイ、市原弘大が通算イーブンパー32位タイ、松村道央が通算1オーバー43位タイ、片岡大育が通算2オーバー55位タイ、内藤寛太郎が通算3オーバー64位タイで予選突破を果たした。一方、注目の片山晋呉はカットラインに1打及ばず惜しくも予選落ちを喫している。

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