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崔京周、強さの原点は故郷の砂浜

2011/12/26 11:32
崔京周、強さの原点は故郷の砂浜

 

 世界ランクでアジア勢最上位の15位につける崔京周(韓)。韓国のパイオニアは41歳になった今も日々進化を遂げている。

 2011年は“第5のメジャー”と呼ばれるザ・プレーヤーズ選手権を制し、米男子ツアー3年ぶりの優勝を飾った他、AT&Tナショナルで単独2位に食い込むなどトップ10入り8回を数え、同ツアー賞金ランク4位に入った。

 そんな崔が韓国の片田舎ワンド(莞島)で育った幼少時代を振り返った。崔によるとワンドにはゴルフ場がなく、一番近いコースまで車で3時間半かかるほどゴルフとは無縁の環境に育ったのだとか。それでもゴルフに触れたくて思いついたのが、自宅近くの海岸を芝のフェアウェイに見立てボールを打つことだった。

「海岸は潮の満ち引きがありますから、乾いている砂から濡れている砂まであらゆる種類のライから練習することが出来ました。バンカーが得意なのは昔ワンドの海岸で球を打ち続けたお陰かもしれません」と幼少時代の練習がいま生かされていることを明かした。

 来シーズンは母国の後輩で今季日本ツアーの賞金王べ・サンムン(韓)が米ツアー本格参戦を果たす。若手が台頭しても韓国のパイオニアである崔の向上心と情熱は衰えることはない。

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