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昨年のリベンジ果たした小田、最終日は消化不良で59位タイ

2012/01/16 12:46
昨年のリベンジ果たした小田、最終日は消化不良で59位タイ

 

 米男子ツアーで自身初の予選突破を果たした小田孔明だったが、最終日はちぐはぐなプレーで本領を発揮することは出来なかった。

 同ツアーのフルフィールド初戦、ソニー・オープン・イン・ハワイ(ハワイ、ワイアラエCC)で日本勢ただひとり最終ラウンド(現地時間15日)に進出した小田だったが、51位タイからスタートしたこの日は3オーバー73と崩れ、通算イーブンパーで8ランクダウンの59位タイで4日間の競技を終えた。

「予選を通ったことで昨年(予選落ち)のリベンジは果たしたのですが…」と日本勢で唯一4日間を戦い抜いたことに一定の達成感を滲ませながら「決勝ラウンドでスコアを落とすのはまだまだ。体力がないし調整不足」と反省の弁を口にした小田。

 最終日は出だしの1番で6メートルのバーディパットを決め幸先の良いスタートを切ったものの、その後はボギーを5つ、ダブルボギー1つ(3バーディ)を叩いてズルズルと後退。6番や12番でセカンドショットをベタピンに寄せバーディを奪う見せ場も作ったが「良いところと悪いところの差が大きすぎた」と自嘲気味に振り返った。

 予選ラウンドで姿を消したアマチュアの松山英樹が見守る中での最終ラウンド。小田にとってはほろ苦い結果となってしまったが、この悔しさをバネに小田は「調整を重ねて」国内ツアー開幕戦に備えるつもりだ。

 尚、期待の石川遼、昨季大会で7位タイに食い込んだ丸山茂樹、武藤俊憲、松山の4人は予選落ち。決勝ラウンドにコマを進めた今田竜二と高山忠洋は、予選通過人数が多かったため第3ラウンド終了時点で2度目のカットに引っ掛かり、賞金は貰えるが最終ラウンドに進むことが出来なかった。そのため、7人出場していた日本勢で最終日をプレーしたのは小田ただ一人となってしまった。

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