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P.ミケルソン、ホームタウンで無念の予選落ち

2012/01/28 12:09
P.ミケルソン、ホームタウンで無念の予選落ち

 

 現地時間27日、目下べ・サンムン(韓)と石川遼が健闘中の米男子ツアー、ファーマーズ・インシュランス・オープン(カリフォルニア州、トリーパインズGC、サウスC&ノースC)でフィル・ミケルソン(米)が無念の予選落ちを喫した。

 初日サウスCで5オーバー77を叩き大きく出遅れていたミケルソンは、2日目ノースCで4アンダー68と盛り返したものの、通算1オーバーでカットラインに3ストローク足りず決勝ラウンド進出を逃した。幼い日に数え切れないほど回った故郷のトリーパインズGCで自身にとって2番目に悪いスコア(77)を残し、2日目でコースを去ることになってしまった。

「練習ではすべてが上手く行っていたからこんな結果になるとは本当に残念。自分でも期待していたし、週末は天候も完璧だというのにプレーするチャンスを失ってしまった」と本人、心の底から落胆した様子を見せた。

「練習で出来ていることが試合で出来ないのは集中力が足りないせいかもしれない。この2日間は自分のゴルフで納得出来る部分が1つもなかった」と反省の弁が口をつく。

 しかし予選落ちの要因の1つに家庭の事情があるのでは? という記事が地元サンディエゴトリビューン紙のウェブサイトに掲載されたのが気になるところ。同紙によるとミケルソンの10歳になる娘ソフィーちゃんが先週の金曜日、学校で何らかの発作を起こして倒れ入院したというのだ。精密検査を受けすでに退院し、この日から学校に通い出したそうだが、発作が前週のヒューマナ・チャレンジ開催中の出来事だったため「棄権してすぐに駆けつける」と言うミケルソンを妻エイミーさんが「大丈夫だから」と説得し、最終ラウンドまでプレーしたという経緯があるのだとか。

 ツアー屈指のマイホームパパだけに娘が倒れた心労が尾を引いての予選落ちとも考えられなくもない。殿堂入りを間近に控え、西海岸での序盤戦を得意とするミケルソンだけに、1日も早く本来の調子を取り戻して欲しいものだ。

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