R.マキロイ、No.1へ優勝圏内キープ！　タイガーも予選突破

　米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシック（フロリダ州、PGAナショナルGCチャンピオンC）は現地時間2日、前日サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。ジャスティン・ローズ（英）とトム・ギリス（米）の2人が通算8アンダーで首位を並走する中、優勝すれば世界ランクNo.1の座につくローリー・マキロイ（北アイルランド）も4バーディ、1ボギーの3アンダー67をマークし、首位に1打差3位タイの好位置につけている。

　優勝すれば現世界No.1のルーク・ドナルド（英）を抜いて世界一の座につけるが、それについて聞かれると「まだ36ホールも残っている。ドライバーでフェアウェイをキープしてチャンスを狙う。ここでは多くのバーディは必要ないからね」と冷静にコメント。悲願のNo.1に向け、マキロイはマイペースでプレーを続ける。

　この日、ただひとり違うコースでプレーしているようなスコアを叩き出したのが、プロ4年目の25歳ブライアン・ハーマン（米）だ。3オーバー107位タイから第2ラウンドをスタートし、安定したショットと冴え渡るパットで1イーグル、8バーディ（1ボギー）の猛攻を披露。コースレコードを3打も更新する9アンダー61でラウンドし、通算6アンダーまでスコアを伸ばして一気に5位タイに浮上して見せた。

　その他の主な選手は、キーガン・ブラッドリー（米）が通算5アンダー8位タイ、初日ホールインワンを記録して首位発進したデービス・ラブIII（米）が通算4アンダー11位タイ、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）、チャール・シュワーツェル（南ア）のメジャー王者コンビは通算3アンダー18位タイ。アーニー・エルス（南ア）、パドレイ・ハリントン（アイルランド）は通算2アンダー26位タイにつけている。

　また、タイガー・ウッズ（米）は第2ラウンドを2アンダー68で回り、世界ランクNo.3のリー・ウェストウッド（英）と並ぶ通算1アンダー31位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

　なお、今大会に日本勢は出場していない。