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エンジンがかからないトップ3を尻目に“第4の男”が大躍進!

2012/03/10 11:48
エンジンがかからないトップ3を尻目に“第4の男”が大躍進!

 

 初日、2日目と同組で回った世界ランク1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、2位のルーク・ドナルド(英)、3位のリー・ウェストウッド(英)のエンジンが今ひとつかからない中、同ランク4位のマーティン・カイマー(独)が28人をごぼう抜きしトップ10圏内に躍進した。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季第2戦、キャデラック選手権はフロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラルを舞台に現地時間9日、第2ラウンドの競技を行い、2イーグル、5バーディ(1ボギー)の猛攻を見せたカイマーが8アンダー64と爆発し、通算7アンダーまでスコアを伸ばして前日の35位タイから一気に7位タイに浮上した。

「このコースではティーショットをフェアウェイに置くことがスコアメイクの鍵になる。今日はショットが安定していてフェアウェイをキープ出来たからバーディチャンスを量産することが出来た。それに18ホール『25』パットで収められたからグリーン上でも良いプレーが出来た証拠でしょう」と好調なラウンドを振り返ったカイマー。

 折しもトップ3の争いはお互いを牽制し過ぎてスコアを伸ばし切れない状況が続いており、現状3人の中で一番良いのがNo.1から陥落したばかりのドナルドで通算6アンダー10位タイ。史上2番目の年少No.1の座を手に入れたマキロイは通算2アンダー28位タイ、ウェストウッドはこの日5つスコアを伸ばしたものの、初日大きく出遅れていたために通算1アンダー34位タイに低迷中。

 3人が星を潰し合う格好の中、かつて世界ランク1位に輝いたこともある“第4の男”カイマーが虎視眈々とトップ3再浮上を目論んでいる。

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