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B.ワトソン首位堅守 後続に3打差つけ今季初V王手!

2012/03/11 10:15
B.ワトソン首位堅守 後続に3打差つけ今季初V王手!

 

 強豪揃いのエリートフィールドで飛距離No.1を誇るブッバ・ワトソン(米)が、今季初Vに王手をかけた。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季第2戦、キャデラック選手権(フロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラル)は現地時間10日、第3ラウンドの競技を終了。ここまで3日間のドライビングディスタンス平均が319ヤードで同部門1位のワトソンが、1イーグル、6バーディ、3ボギーの5アンダー67をマークし、通算17アンダーで単独首位の座をキープ。2位に並ぶキーガン・ブラッドリー(米)、ジャスティン・ローズ(英)に3打差をつけ独走態勢に入った。

 通算12アンダー単独4位にピーター・ハンソン(スウェーデン)が続き、通算11アンダー5位タイにマット・クーチャー(米)とザック・ジョンソン(米)の2人。通算10アンダー単独7位にジョンソン・ワグナー(米)がつける展開となっている。

 出だしの1番パー5でいきなりイーグルを奪う先制パンチを繰り出したワトソンは、「スタートが良かったね。1番でイーグル、2番でも楽々バーディを奪うことが出来た。アンダーパーなら上出来と思ってスタートしたので、今日のゴルフには非常に満足」とムービングデーを振り返った。

 後続に3ストローク差をつけたとはいえ、ゴルフは最後まで何があるかわからない。「明日、17番までリードしていても、18番ですべてが水の泡になることだってあり得る。18番は距離も長いし、おまけに池絡みだし、本当の勝負は72ホール目まで持ち越されることになりそうだ」と優位な展開にも改めて気を引き締めたワトソン。だがもし彼が20アンダーまでスコアを伸ばしたら、後続が追いつくのは至難の業となりそうだ。

 その他の注目選手は、若き世界ランク1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)がこの日7アンダー65の好スコアをマークし、通算9アンダーで前日の28位タイから8位タイに急浮上。同じ8位タイにはタイガー・ウッズ(米)、世界ランク2位のルーク・ドナルド(英)、世界ランク4位のマーティン・カイマー(独)、マスターズチャンピオンのチャール・シュワーツェル(南ア)ら実力者がひしめき、世界ランク3位のリー・ウェストウッド(英)は通算5アンダー23位タイにつけている。

 日本勢は、平塚哲二が3日目にして初のアンダーパー(2アンダー70)をマークしたものの通算5オーバー68位タイ。高山忠洋はバック9で5つのボギーを叩き3オーバー75と崩れ、通算6オーバー単独71位に後退した。

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