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遼、47位浮上! トップ3は変動なし

2012/03/13 10:51
遼、47位浮上! トップ3は変動なし

 

 米ツアー初優勝をあと一歩のところで逃した石川遼だが、米国時間12日発表の最新世界ランキングで6ランクアップの47位に浮上した。

 石川が“ゴルフの祭典”マスターズ(現地時間4月5〜8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)に出場するには、同大会の2週前に開催されるアーノルド・パーマー招待(22〜25日/フロリダ州、ベイヒルC&ロッジ)終了後の世界ランキングで50位以内に入らなければならなかった。先週まで同ランク53位だった石川は、ランキングを上げるため米男子ツアーのプエルトリコ・オープンにエントリーしたが、大会直前にマスターズ委員会から特別招待されることが決まった。

 20歳のプレーヤーに対する特別措置には賛否両論あったが、石川は世界中のゴルフファンを納得させるべくプエルトリコ・オープンで躍動し、優勝したジョージ・マクニール(米)に次ぐ単独2位と米ツアー自己ベストの結果を叩き出す。そして大会終了後に発表されたランキングで、前週までの53位から自力でもマスターズ出場を決めることのできる47位に浮上して見せた。

 期日に50位以内にいれば、胸を張って大一番に出られる。優勝争いで得た自信を武器に、石川はプエルトリコ・オープンに続き、トランジションズ選手権(15〜18日/フロリダ州、インニスブルック・リゾート)、アーノルド・パーマー招待と3連戦をプレーする予定でいる。

 1位ローリー・マキロイ(北アイルランド)、2位ルーク・ドナルド(英)、3位リー・ウェストウッド(米)の上位陣は、プエルトリコ・オープンと同週開催のWGC-キャデラック選手権に揃って出場したが、マキロイが単独3位、ドナルドが6位タイ、ウェストウッドが29位タイと世界ランクがそのまま成績にも反映されたため変動はなかった。なお、優勝したジャスティン・ローズ(英)は22位から7位へ大躍進、単独2位に入ったブッバ・ワトソン(米)も23位から16位へ順位を上げている。

 日本勢は谷口徹が78位、藤田寛之が80位でいずれも前週までと変わっていないが、池田勇太が100位から101位へ後退している。

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