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R.グーセン&J.フューリック首位並走 ベ・サンムン1打差3位タイ

2012/03/18 10:01
R.グーセン&J.フューリック首位並走 ベ・サンムン1打差3位タイ

 

 かつてツアーを席巻したビッグネームが久々に優勝戦線を賑わしている。

 米男子ツアーのトランジションズ選手権(フロリダ州、インニスブルック・リゾート)は現地時間17日、第3ラウンドの競技を行い、全米オープン歴代チャンピオンのレティーフ・グーセン(南ア)とジム・フューリック(米)が通算11アンダーで首位の座を分け合った。

 1打差の3位タイに昨季の日本ツアー賞金王ベ・サンムン(韓)と前日のトーナメントリーダー、ジェイソン・ダフナー(米)の2人。通算9アンダー5位タイにケン・デューク(米)とジョン・マリンガー(米)がつけ、世界ランクNo.1奪還を目指すルーク・ドナルド(英)はアーニー・エルス(南ア)らと並び通算8アンダー7位タイ。その他トップと5打差以内に28人がひしめく混戦模様となっている。

 前日の4位タイから1ランクアップのベ・サンムンだが、11番までに5つスコアを伸ばし一気にトップに躍り出ると、バックナインは終始リーダーボードの先頭を走り続けた。ところが16番パー4でティーショットを林に打ち込み脱出に手こずった上、スリーパットのトリプルボギーを叩いて一歩後退。グーセンとフューリックに首位の座を譲ったものの、すかさず17番パー3でバーディを奪い返し1打差に食らいついた。最終日は強豪相手にマッチプレーベスト8(WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権5位タイ)の実力で、念願のツアー初優勝をもぎ取りたい。

 一方、首位タイに浮上したグーセンは深刻な腰痛に悩まされており、前日次週のトーナメントの欠場を決めたばかり。その矢先のトップタイに嬉しい悲鳴。現在世界ランクは52位でまだマスターズ(4月5〜8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)の出場権を確定出来ておらず、次週のアーノルド・パーマー招待を欠場するのであれば今週結果を出してトップ50以内を確保しなければメジャー出場の道は閉ざされる。2009年に優勝している相性の良いこの大会でグーセンが3年ぶりのツアー8勝目とマスターズ出場権に挑む。

 尚、石川遼、今田竜二の日本勢は予選ですでに姿を消している。

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