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マスターズ出場がかかった世界ランクに大きな変化なし

2012/03/28 10:48
マスターズ出場がかかった世界ランクに大きな変化なし

 

 タイガー・ウッズ(米)の復活優勝で幕を閉じた米男子ツアー、アーノルド・パーマー招待。一方でこの大会は、今季メジャー初戦のマスターズ(現地時間4月5〜8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)への出場権がかかった大事な大会でもあった。

 同大会終了後の世界ランキング50位以内に、オーガスタ行きの切符が与えられることとなっており、例年ここでは泣く者、笑う者の明暗が分かれるのだが、意外にも今年は土壇場でのドラマは生まれなかった。

 唯一、ジム・フューリック(米)が54位から50位に順位を上げたのが目立ったが、フューリックは昨年末の時点で世界ランク50位以内に入っており、すでに出場権を獲得していた。また、そのフューリックに押し出される形で50位から52位に転落した石川遼も、すでに特別招待を受けて出場が決定。それ以外は前週までのトップ50がすんなりと出場権を獲得したのだ。

 19回目のマスターズ出場のため、トップ50入りを狙ったアーニー・エルス(南ア)は、62位から58位に順位を上げるにとどまり、現地時間29日からの米ツアー、シェル・ヒューストン・オープン(テキサス州、レッドストーンGCトーナメントC)で優勝する以外、オーガスタ行きの可能性はなくなった。

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