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2日連続順延 連覇狙うP.ミケルソン暫定4位タイ!

2012/03/31 10:21
2日連続順延 連覇狙うP.ミケルソン暫定4位タイ!

 

 ディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米)がマスターズ(現地時間4月5〜8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)の前哨戦で好位置をキープしている。

 米男子ツアーのシェル・ヒューストン・オープン(テキサス州、レッドストーンGCトーナメントC)は現地時間30日、雷雨のためサスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を行ったが、進行が大幅に遅れて70人をコースに残して2日連続のサスペンデッドとなった。

 そんな中、第2ラウンドをノーボギーの7アンダー65にまとめたブライアン・デービス(英)と、やはりノーボギーの6アンダー66をマークしたルイス・ウーストハウゼン(南ア)の2人が通算11アンダーで暫定首位タイに浮上。1打差の暫定3位に10ホールを消化し通算10アンダーまでスコアを伸ばしたベテランのジェフ・マガート(米)がつけている。

 前日3ホールしか消化出来なかったミケルソンは、この日33ホールの長丁場をこなし通算9アンダー(65-70)で暫定4位タイの好位置をキープ。同じ暫定4位タイにはトミー・ゲイニー(米)、グレッグ・オーウェン(英)、J.B.ホームズ(米)、ジェームス・ドリスコル(米)が並んでいる。

「良いプレーが出来た。ただ下が濡れていたのでフェアウェイにボールを運んでも、泥がついて結構大変な状況だった。肝心なところでパットが決まってくれて救われたよ。33ホールの長丁場? それは全く気にならなかった。というよりむしろ良いリズムのときは一気にまとめてホールを消化したいもの。今日2ラウンドをホールアウト出来て良かった」と本丸のマスターズに向け、調子も上向きで表情も明るいミケルソン。連覇に向け死角は見当たらない…?

 一方、今大会に勝たなければマスターズ連続出場記録が途切れてしまうアーニー・エルス(南ア)は第2ラウンドをノーボギーの3アンダー69にまとめたものの、通算5アンダーは暫定トップの2人に6打差の暫定28位タイ。予選通過は確実だがマスターズ出場には依然赤信号が灯っている。

 また前週米チャンピオンズツアーで優勝しているフレッド・カプルス(米)が通算4アンダー暫定38位タイで同大会19年連続となる予選突破を確定させたが、昨季のマスターズ覇者チャール・シュワーツェル(南ア)と全英オープン王者ダレン・クラーク(北アイルランド)は通算1アンダー暫定86位タイで予選通過が難しい状況に陥った。

 日本勢唯一出場の今田竜二は第2ラウンドで2つのダブルボギーを叩く乱調で3オーバー75でホールアウトし、通算2オーバーで予選突破(通算2アンダーがボーダーライン)が絶望的。ちなみに第1子となる女児が誕生したばかりの今季予選落ちは6度目。このままではシード権さえ危ぶまれるため、この辺でそろそろ復活のきっかけをつかみたいところだ。

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