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桃子、悪夢の『80』叩きで急降下 藍も低調45位タイ

2012/04/01 10:26
桃子、悪夢の『80』叩きで急降下 藍も低調45位タイ
クラフト・ナビスコ選手権3日目。前日8位タイに浮上した上田桃子だったが、この日はまさかの大崩れで67位タイと大きく順位を落とした。(写真提供:AP/アフロ)

 

 前日8位タイに浮上し優勝を狙えるポジションを確保した上田桃子が、まさかの大叩きでリーダーボードを急降下。上田以外の日本勢も苦戦を強いられた。

 米女子ツアーの今季メジャー第1戦、クラフト・ナビスコ選手権(カリフォルニア州、ミッション・ヒルズCC)は現地時間31日、第3ラウンドの競技を終了。上位進出が期待された日本勢だが、ムービングデーのチャージは不発に終わった。

 特に8位タイからスタートした上田は前日まで好調だったショット、パットともに絶不調。パー3を除く14ホール中、およそ半分のホールでフェアウェイを外し、パーオンしたのは18ホール中7ホールだけ。前日『27』パットにまとめたグリーン上でもボロボロで『33』パットの大誤算。結局第3ラウンドはノーバーディに終わり、3連続を含む8ボギーを叩いて8オーバー80と崩れ、通算4オーバー67位タイに後退した。

 前日「噛み合えば好スコアが期待出来る」と巻き返しを誓った宮里藍も、この日のバーディは1つだけだった。フェアウェイを外す場面が多く我慢のゴルフに耐え切れず、勝負どころの16番パー4で痛恨のダブルボギーを叩き意気消沈すると、最終18番もパーセーブを逃して2オーバー74。通算1オーバーで前日の22位タイから45位タイに順位を下げた。

 スポット参戦の馬場ゆかりは2バーディ、2ボギーのイーブンパー72と、予選を通った日本勢3人の中ではもっとも安定したゴルフを披露。しかし順位は上田と同じ通算4オーバー67位タイと下位からの脱却はならなかった。優勝争いとはかけ離れた位置で最終日に挑む日本勢だが、気持ちだけでもリセットし、残り18ホール最高のパフォーマンスを見せてもらいたいものだ。

 尚、宮里美香は予選で姿を消している。

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