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L.ウーストハウゼン単独トップ! アメリカ初Vなるか!?

2012/04/01 10:34
L.ウーストハウゼン単独トップ! アメリカ初Vなるか!?

 

 全英オープン王者のルイス・ウーストハウゼン(南ア)が後続に2打差をつけアメリカでの初優勝に向け一歩前進した。

 米男子ツアーのシェル・ヒューストン・オープン(テキサス州、レッドストーンGCトーナメントC)は現地時間31日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行い54ホールを終了。初日の激しい降雨の影響でまだ地面がぬかるんでいる箇所があるためボールについた泥が思わぬハプニングをもたらし選手たちを苦しめた。

 全米オープン覇者のグラエム・マクドウェル(北アイルランド)がウェッジで池ポチャ、世界ランク5位のスティーブ・ストリッカー(米)がフェアウェイウッドで20〜30ヤードもグリーンを外すなど、ビッグネームが泥のいたずらに悩まされる中、ウーストハウゼンは出だしこそ2連続ボギーでつまずいたが、6番以降4連続を含む8バーディを奪い、通算17アンダーまでスコアを伸ばし単独2位のハンター・メイハン(米)に2打差をつけ単独首位に立った。

 一昨年、聖地セントアンドリュースで行われた全英オープンに勝ち一躍トッププロの仲間入りを果たしたが、アメリカではまだ勝星がない。今季メジャー初戦のマスターズ(現地時間4月5〜8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)を目前に控え、南アの“シュレック(風貌からついたあだ名)”がエンジン全開だ。

 その他、通算14アンダー3位タイにブライアン・デービス(英)とカール・ペターソン(スウェーデン)がつけ、通算12アンダー単独5位にジェームス・ドリスコル(米)。ディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米)は通算11アンダーでキーガン・ブラッドリー(米)らと並び6位タイから逆転Vを狙うことになる。

 注目のアーニー・エルス(南ア)は3日間で1つしかボギーを叩いていないがバーディ9個は優勝戦線に届かず通算8アンダー14位タイ。優勝が絶対条件だけにマスターズ出場が遠のき「良いゴルフをしているから、あとはパットが少し入ってくれれば…。でも明日10アンダーか11アンダー出さないと(優勝は)現実的じゃない」と自嘲気味に語った。

 尚、今田竜二は予選ラウンドで姿を消している。

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