メジャー初制覇のS.ヨーが躍進、藍7位キープ　女子世界ランキング

　メジャー初優勝を飾ったヨー・スヨン（韓）が、米国時間2日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で躍進を遂げた。

　ヨーは、先週行われた米女子ツアー今季メジャー初戦、クラフト・ナビスコ選手権でキム・インキョン（韓）とのプレーオフを制した。これによりヨーは、前週までのランキング37位から15位に浮上し、女子ゴルフ界を席巻する韓国勢の中で6番目にのし上がった。尚、ヨーにプレーオフで敗れたキムも12位から5位にジャンプアップしている。

　同大会最終日に2年連続逆転負けを喫したヤニ・ツェン（台）だが、No.1の座は安泰。その他、2位ナ・エン・チョイ（韓）、3位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、4位クリスティー・カー（米）に変動はなく、キムの5位浮上に伴い、日本ツアー2年連続賞金女王のアン・ソンジュ（韓）が6位に順位を落としている。

　主な日本勢は、クラフト・ナビスコ選手権で56位タイに終わった宮里藍は7位をキープ。予選落ちを喫した宮里美香は6ランクダウンの33位、同66位タイだった上田桃子は2ランクダウンの52位となっている。

　国内女子ツアーのヤマハレディースオープン葛城に出場した面々は、予選落ちの有村智恵と21位タイの横峯さくらがそれぞれ1つずつランクダウンし、有村が17位、横峯が23位となった。優勝した笠りつ子は前週までの53位から45位に浮上している。