ツアーニュース

アルバトロスにホールインワン マスターズ最終日はドラマチックな展開に

2012/04/09 09:52
アルバトロスにホールインワン マスターズ最終日はドラマチックな展開に

 

 ルイス・ウーストハウゼン(南ア)がマスターズ史上4人目のアルバトロスをマークしてトーナメントを盛り上げた最終日、2つのホールインワンも飛び出した。

 現地時間8日に行われた今季メジャー初戦マスターズ最終ラウンド(ジョージア州、オーガスタナショナルGC)。まずパトロンの度肝を抜いたのはウーストハウゼンだった。スタート直後の2番パー5、4番アイアンで2オンを狙った残り253ヤードのセカンドショットが、グリーン手前にワンバウンドして斜めに細長いグリーンを縦断し、右サイドのピンにスルスルと転がりそのままカップイン。見事アルバトロスを達成しトーナメントを終始引っ張った。

 オーガスタでは1935年にジーン・サラゼン(米)が15番でアルバトロスを達成して以来、8番パー5でひとり、13番パー5でひとりがアルバトロスをマークしているが、2番では史上初。ホールインワンよりも難しいといわれるアルバトロスがウーストハウゼンを最終日の主役に押し上げたが、結果はプレーオフでブッバ・ワトソン(米)に敗れ単独2位に終わっている。

 最終日に魅せてくれたのはウーストハウゼンだけではない。昨季大会で2位タイに食い込んだアダム・スコット(豪)は中盤4連続バーディで勢いづくと、16番パー3でホールインワンを達成。続く17番もバーディとし6アンダー66の好スコアでラウンド。通算4アンダーまでスコアを伸ばし、前日の32位タイから8位タイに順位を上げた。

 また52位タイからスタートしたボ・バン・ペルト(米)も16番でエースをマーク。13番でもイーグルを奪っており最終日だけで8つスコアを伸ばし通算1アンダー。最下位に近い位置から17位タイへと急浮上し4日間の競技を終えている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. アルバトロスにホールインワン マスターズ最終日はドラマチックな展開に
×