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マスターズ雪辱期す石川16位タイ発進、復活目指す池田は33位タイ

2012/04/12 19:01
マスターズ雪辱期す石川16位タイ発進、復活目指す池田は33位タイ

 

 国内男子ツアー開幕戦、東建ホームメイトカップは12日、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋を舞台に第1ラウンドの競技を終了。マスターズで予選落ちに終わり心機一転して新シーズンに臨む石川遼は4バーディ、2ボギーの2アンダー69で回り、16位タイとまずまずの位置につけた。首位に立ったのはこの日8つのバーディ(1ボギー)を奪い7アンダー64をマークしたツアー未勝利の額賀辰徳。先週のアジアンツアーで6位タイの好成績を収めた池田勇太は5バーディ、4ボギーの1アンダー70のプレーで33位タイ発進となった。

 先日幼馴染みとの婚約が明らかになった石川は、マスターズでの雪辱を果たすべく臨んだ国内ツアー開幕戦初日は上々のスタートとなった。前半を2バーディ、1ボギーの1アンダーで折り返すと、後半は14番までパープレーが続くも15番、17番でバーディ奪取。最終18番でボギーを叩いたものの、首位と5打差の16位タイと逆転可能な位置につけた。昨季は未勝利に終わった石川だが、まずはツアー10勝目を目指して残り3日間を戦う。

 昨年7月のサン・クロレラ クラシック以来の復活優勝を狙う池田は、オフに取り組んだ練習の成果が表れたのか前週のアジアンツアー、ISPSハンダ・シンガポール・クラシックでしかっり結果を残し復調の兆しを見せた。そんな中、開幕したツアー初戦は好スタートとはいかなかった。インスタートの池田は前半こそ3バーディ、ノーボギーで回ったものの、後半に入って失速。1番から3連続ボギーを叩くなど2つスコアを落として1アンダー70にとどまった。

 その他上位陣は、首位と1打差の単独2位に小田龍一、2打差の3位タイに小山内護、上田諭尉の2人。さらに1打差の5位タイに上平栄道、金度勲(韓)らが続き、シニアで活躍する室田淳、2010年賞金王の金庚泰(韓)らが3アンダー68をマークし8位タイにつけている。石川と同じ16位タイには谷口徹、片山晋呉、伊澤利光といったベテラン勢と共に宮里優作、浅地洋佑らも並んだ。

 なお、米チャンピオンズツアーに参戦していた尾崎直道は、マウスピースの着用が人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用にあたるとして失格となっている。

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