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伏兵C.ノストが単独トップ堅守! 今田は予選落ち

2012/04/14 08:38
伏兵C.ノストが単独トップ堅守! 今田は予選落ち
RBCヘリテイジ2日目。L.ドナルド、P.ハリントンらビッグネームが下位に沈む中、伏兵のC.ノスト(写真)が初日に続きトップの座をキープした。(写真提供:AP/アフロ)

 

 ビッグネームが苦戦する中、Qスクール上がりの伏兵が単独トップの座をキープした。

 米男子ツアーのRBCヘリテイジ(サウスカロライナ州、ハーバータウンGL)は現地時間13日、第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進のコルト・ノスト(米)がノーボギーの5アンダー66をマークして通算9アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位に浮上したカール・ペターソン(スウェーデン)に2打差をつけトーナメントをリードした。

「ショットもパットも良かった。何よりノーボギーで回れたのが良かった。このチャンスを活かしたい」とノスト。これまでネイションワイドツアー(下部ツアー)とPGAツアーを行ったり来たりでまだ勝ち星がなく、昨年末はQスクールに逆戻りした。そこでぎりぎり上位に食い込み今季の出場権を得たダークホースは、2月のマヤコバ・ゴルフ・クラシックでキャリアベストの3位タイに食い込むなどひと皮剥けたゴルフを見せている。2日間で叩いたボギーはわずか1つ、週末もこの勢いのままトーナメントを引っ張るつもりだ。

 その他上位陣は通算6アンダー3位タイにブー・ウィークリー(米)とハリス・イングリッシュ(米)が続き、通算5アンダー5位タイにチャド・キャンベル(米)、ロバート・ギャリガス(米)がつけた。しかし初日11位タイとまずまずのスタートを切ったジョン・デイリー(米)は3オーバー74を叩き、通算2オーバー56位タイに後退している。

 一方、初日103位タイと予選落ちの危機に立たされていた世界ランク1位のルーク・ドナルド(英)は命拾い。今大会で8位以内に入らないとローリー・マキロイ(北アイルランド)に逆転され再びNo.1の座を譲ることになるのだが、カットラインが通算3オーバーまで繰り下がったことに助けられ、この日2アンダー69にスコアをまとめて通算2オーバー56位タイの下位ながら決勝ラウンド進出を果たした。明日以降の巻き返しに期待したい。

 前週のマスターズで3日目まで優勝争いを賑わしたパドレイ・ハリントン(アイルランド)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は、カットラインに1打足りず予選落ち。前半快調なゴルフでスコアを伸ばしながら、最終ホールでトリプルボギーを叩いたアーニー・エルス(南ア)は通算6オーバーで圏外に去り、ビル・ハース(米)、リッキー・ファウラー(米)らもスコアを落として予選で姿を消した。

 尚、日本勢唯一出場の今田竜二はこの日もバーディを1つしか奪えず5ボギー、1ダブルボギーの6オーバー77と崩れ、通算11オーバー121位タイで今季8戦で6度目の予選落ちを喫している。

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