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若林とリ・エスドが首位タイ 有村は2打差4位タイ追走

2012/04/14 17:36
若林とリ・エスドが首位タイ 有村は2打差4位タイ追走

 

 国内女子ツアーの西陣レディスクラシックは14日、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日単独トップのリ・エスド(韓)とツアー2勝目を狙う若林舞衣子が通算4アンダーで並んで首位の座を分けた。1打差の単独3位にツアー未勝利の大江香織。さらに1打差の4位タイに手首痛からの復活を目指す有村智恵、今季1勝のイ・ボミ(韓)、金田久美子らがつけている。

 2008年のSANKYOレディースオープンでツアー初優勝を飾った若林。それ以降勝星から見放されていたが久々に勝利のチャンスをつかんだ。この日前半に3つのバーディ(1ボギー)を奪って2アンダーで折り返すと、後半こそ2バーディ、2ボギーのイーブンパーとなるもこの日2つスコアを伸ばして首位タイに浮上した。

 ツアー初勝利を目指す前日トップのリ・エスドは前半で1つスコアを伸ばしたものの、後半出だしの10番でボギー。その後パープレーが続き首位の座を譲ったが、最終18番でバーディを奪って1アンダー71。通算4アンダーで若林と並び首位タイで最終日を迎えることになった。

 地元・熊本県出身の有村は7位タイからスタートしたこの日、17番までに4バーディ(1ボギー)を奪って一時首位と1打差の2位まで迫る。ところが、最終18番で痛恨のダブルボギーを叩いて1アンダー71どまり。それでも通算2アンダー4位タイと優勝射程圏内につけている。

 2週連続優勝を狙う佐伯三貴は4アンダー68をマークして通算1アンダー8位タイに急浮上。この日31位タイからスタートした横峯さくらは1つスコアを伸ばして通算1オーバーで2年連続賞金女王のアン・ソンジュ(韓)らと並び22位タイで決勝ラウンドに進出した。

 一方で、ディフェンディング・チャンピオンの不動裕理は2つスコアを落とし、通算5オーバー49位タイ。開幕戦Vを飾ったルーキーの斉藤愛璃も3オーバー75を叩いて不動と同じく49位タイで辛うじて予選を突破している。

 尚、初日87位タイと大きく出遅れた馬場ゆかりはカットラインに1打及ばず、米女子ツアー今季メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権から帰国以降、2週連続で予選落ちとなった。

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