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若林が3年半ぶり2勝目! 有村8位タイ、横峯20位タイ

2012/04/15 17:21
若林が3年半ぶり2勝目! 有村8位タイ、横峯20位タイ

 

 国内女子ツアーの西陣レディスクラシックは15日、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日首位タイに浮上した若林舞衣子が4バーディ、1ボギーの3アンダー69をマークし、通算7アンダーで3年半ぶりとなるツアー通算2勝目を飾った。2打差の単独2位に茂木宏美、通算4アンダー3位タイに金田久美子、井芹美保子が入った。手首痛からの復活Vが期待された有村智恵は通算1アンダー8位タイに終わっている。

 混戦模様となった最終日。2008年のSANKYOレディースオープン以来の優勝を狙った若林が久々につかんだチャンスを離さなかった。前半を1アンダーとし通算5アンダーで折り返した後半、11番でバーディを奪うも13番でボギー。14番、15番でパーを拾う間にこの日4つスコアを伸ばし先にホールアウトした茂木に並ばれる。それでも16番でバーディを奪って単独首位に立つと、最終18番もバーディで締めて嬉しい3年半ぶりの勝利を手にした。

 前日2打差の4位タイまで順位を上げた地元・熊本県出身の有村智恵は、前半こそ2バーディ、1ボギーで1つスコアを伸ばしたものの、後半出だし2ホール連続でボギーを叩き失速。その後は最後までパープレーが続いて1オーバー73。通算1アンダーで笠りつ子、佐伯三貴らと並んで8位タイで3日間の競技を終えた。

 また、この日22位タイからスタートした横峯さくらは、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72で回り通算1オーバー20位タイ。今季ここまで優勝のない2年連続賞金女王のアン・ソンジュ(韓)は1つスコアを落として通算2オーバー25位タイだった。

 その他上位陣は、通算3アンダー5位タイに酒井美紀、イ・ボミ(韓)の2人。首位タイでスタートしたリ・エスド(韓)は2オーバー74とスコアを崩し通算2アンダー単独7位で終戦した。

 一方で、ディフェンディング・チャンピオンの不動裕理は通算6オーバー47位タイ、開幕戦Vを飾ったルーキーの斉藤愛璃も通算8オーバー53位タイと下位に沈んだ。

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