L.ドナルド、再び世界ランク1位から陥落…

　ルーク・ドナルド（英）が世界ランク1位の座から陥落、再び22歳のローリー・マキロイ（北アイルランド）にNo.1の座を譲った。

　ドナルドにとって、米男子ツアーのRBCヘリテイジ（サウスカロライナ州、ハーバータウンGL）で8位以内に入ることが世界ランク1位をキープする条件だった。ところが初日に75を叩いて大きく出遅れると、2日目に69と巻き返し何とか予選は突破したものの、決勝ラウンドの2日間はともに71の平凡なスコアで通算2オーバー。前日よりは順位を15ランク上げ37位タイに浮上したが、8位以内という条件を逃したため、今週試合をお休みしているマキロイがNo.1に返り咲いた。

　今季がスタートした時点ではドナルドが1位の座に就いていたが、ザ・ホンダ・クラシックでマキロイが優勝しドナルドが40週間守ってきた1位の座から後退。しかしドナルドは、すかさず2週間後のトランジションズ選手権で勝ってNo.1奪還を果たしていた。

　本人は「1位を守らなければならないというプレッシャーはない。もっとゴルフが上手くなりたいだけ。進化の過程では足踏みもある」と冷静に自分の立場を見据えている。