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ツアー初V狙う伏兵2人が首位並走 平塚無念の予選落ち

2012/04/20 22:02
ツアー初V狙う伏兵2人が首位並走 平塚無念の予選落ち

 

 ツアー初優勝を狙う世界ランク200位台のダークホース2人が快調なプレーでトーナメントを引っ張っている。

 ワンアジアツアーと共催の欧州ツアー、ボルボ中国オープン(中国、ビンハイレイクGC)は現地時間20日、第2ラウンドの競技を終了。この日首位に1打差の2位タイからスタートしたゲイリー・ボイド(英)とジャン-バプティース・ゴネット(仏)がともに6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマーク。通算11アンダーとし単独3位のブランデン・グレイス(南ア)に1打差をつけ首位タイに並んだ。

 通算9アンダー単独4位にニコラス・コルサーツ(ベルギー)がつけ、通算7アンダー9位タイにフランセスコ・モリナリ(伊)ら。2週間前のマスターズで優勝戦線を賑わしたピーター・ハンソン(スウェーデン)が通算4アンダー29位タイ、イアン・ポルター(英)が通算2アンダー53位タイにつけたが、初日15位タイとまずまずのスタートを切ったポール・ケイシー(英)はこの日12番パー5で『10』を叩くなど大乱調で7オーバー79と崩れ、通算3オーバーはカットラインに5打足りず、まさかの予選落ちを喫している。

 トーナメントリーダーのひとりボイドはツアー4年目、25歳の新鋭。ここ3シーズンで2度の2位(タイを含む)があるがまだ勝星はなく、現在世界ランク221位。ゴネットは今季インドとカタールでトップ10入りを果たしているが同ランク215位。有名どころのエンジンがかからない中「絶好調」と言ってはばからない伏兵2人は、初優勝に向け週末もエンジン全開で「突っ走る」と意気込んでいる。

 一方、日本勢唯一出場の平塚哲二は初日143位タイと大きく出遅れ巻き返しを誓ったこの日、5バーディ、1ボギーの4アンダー68の好スコアをマークしたものの、通算イーブンパーに戻すのがやっと。カットラインに2打足りず無念の予選落ちに終わっている。

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