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飯島が単独首位、横峯14位タイ 金田は棄権

2012/04/21 17:41
飯島が単独首位、横峯14位タイ 金田は棄権

 

 国内女子ツアー今季第7戦、フジサンケイレディスクラシックは21日、静岡県の川奈ホテルゴルフコース富士コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進の飯島茜が5アンダー67の好スコアをマークし、通算9アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に立った。2打差の単独2位にはこの日のベストスコア『65』を叩き出した大江香織が急浮上している。尚、ディフェンディング・チャンピオンの金田久美子は腰痛のため9ホールを消化したところで棄権した。

 前日5バーディ、1ボギーのゴルフで首位タイ発進を切った飯島。この日もスタートホールの1番でバーディを奪うと、7番までスコアカード通りのゴルフが続いたものの、8番で2つ目のバーディを奪取して2アンダーで前半を折り返す。後半は15番パー4でこの日唯一のボギーを叩いたが、スコアを伸ばしたい2つのパー5でしっかりバーディを奪うなど4つのバーディを奪って5アンダー67でホールアウト。通算9アンダーでトーナメントをリードし、2010年ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント以来のツアー通算7勝目に王手をかけた。

 一方、首位に2打差7位タイからスタートした横峯さくらはスコアを伸ばし切れなかった。出だしの1番でいきなりボギーを叩く苦しいスタートを切ると、3番でもボギーを叩いてリーダーボードを後退。それでも5番、9番をバーディとしてイーブンパーでハーフターンすると、16番パー5でスコアを1つ伸ばして1アンダー71でフィニッシュ。通算3アンダー14位タイになんとか踏みとどまった。しかし首位を走る飯島との差は6打に広がっており、逆転優勝には最終日の猛チャージが不可欠となった。

 その他上位陣は、通算6アンダー3位タイに佐伯三貴、馬場ゆかり、全美貞の実力者3人がつけ、通算5アンダー6位タイに藤田幸希と原江里菜。通算4アンダー8位タイに北田瑠衣、茂木宏美、酒井美紀ら6人が続いている。

 注目選手では、前週優勝の若林舞衣子と諸見里しのぶが通算イーブンパー30位タイ、藤本麻子が通算1オーバー35位タイ、斉藤愛璃はこの日3つスコアを落とし通算2オーバー41位タイに後退した。また、前日75を叩いて出遅れた笠りつ子はイーブンパー72にスコアをまとめ、上原彩子、野村敏京らと並びカットラインぎりぎりの通算3オーバー50位タイで予選を通過している。

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