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B.カーティスが6年ぶりVに前進!

2012/04/22 13:21
B.カーティスが6年ぶりVに前進!

 

 難コンディションに各選手ともスコアメイクに苦しむ中、ベン・カーティス(米)が後続に3打差をつけ6年ぶりの優勝に大きく前進した。

 米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープン(テキサス州、TPCサンアントニオ)は現地時間21日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。単独首位からスタートしたカーティスが、第3ラウンドで2つのダブルボギーを叩くなど出入りの激しい内容ながら1オーバー73にスコアをまとめ、通算9アンダーで単独トップの座をキープした。

 3打差の単独2位に初日のトーナメントリーダーであるマット・エブリー(米)、5打差の3位タイにルーキーのジョン・ハー(米)、ノ・スンヨル(韓)、チャーリー・ウィー(韓)といずれも韓国系の3人が並んだ。また、第3ラウンドで5アンダー67をマークした2010年賞金王のマット・クーチャー(米)が、通算3アンダーとして41ランクアップの6位タイに急浮上している。

 3日目までの平均スコアが2.192オーバーと、今季ここまでもっとも難易度が高かったリビエラCC(ノーザン・トラスト・オープン)を超えるシーズンワーストを記録した今大会。それだけTPCサンアントニオに吹く風に選手たちが苦しんでいる証拠。第3ラウンドでアンダーパーをマークしたのはわずか19人と、カーティスもスコアを1つ落としながら辛くも首位を守った格好だ。

「風がなかったのは木曜日(初日)だけ。2日目からはとにかく強風に苦しめられている。明日も勝負の鍵はいかに風を攻略するか」というのは初日にコースレコードをマークしたエブリー。となるとやはり難コンディションが得意で、強風が吹く全英オープンで優勝経験を持つカーティス有利な展開となりそうだが、果たして結末やいかに…?

 尚、今田竜二はすでに予選で姿を消している。

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