朴セリが左肩のケガで長期療養へ

　現在開催中の米女子ツアー、モービル・ベイLPGAクラシック（アラバマ州、RTJゴルフトレイル）に出場予定だったホール・オブ・フェイマー（世界ゴルフ殿堂入り選手）の朴セリ（韓）が、ケガのため長期療養を余儀なくされそうだ。

　朴は大会直前の現地24日、階段で滑り左肩を強打。関節に一部損傷が見られたため大会の棄権を表明した。ツアー通算25勝を誇る韓国のパイオニアは手術をせず、リハビリによって回復に努めるという。

「今のところツアーに復帰出来る見通しは立っていませんが、2か月くらいは療養に専念したいと思っています。決して悲観はしていません、機が熟したら必ずツアーに戻って来ます」と気丈に語った。

　朴は1998年のデビューイヤーにマクドナルドLPGA選手権と全米女子オープンで2勝を飾り、母国に熱狂的ゴルフブームを巻き起こした立役者。今季はキア・クラシックで7位タイ、クラフト・ナビスコ選手権で8位タイに食い込んだ他、出場5試合すべてで25位以内に入る好調なシーズンを送っていた。（STATS-AP）